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~三重県鳥羽市編~


ブリ・ジギングを楽しみ海の幸を味わい、古来海と共生する人々の歴史と文化に触れる

 前回の伊勢市編に続き、鳥羽沖でジギングに挑戦! 青物の強者ブリとのファイトを楽しんだ後は、カキの名産地浦村町で焼きカキとカキ料理を堪能。「海の博物館」で志摩半島“海民”の歴史と文化、釣り人たちの探求心が生み出した地域特性のある疑似餌と出合い、旅のしめくくりには自ら釣り上げたメジロの絶品料理を味わいます!

≪【三重県鳥羽市編】放送時間≫

【関西エリア】
eo
光チャンネル:地デジ11ch 
2月8日(水)23:30~、10日(金)22:00~、11日(土)20:00~、12日(日)12:00~
3月10日(金)22:00~、11日(土)20:00~、12日(日)12:00~、15日(水)23:30~
Baycom:地デジ11ch
3月19・26日(日)21:00~、22・29日(水)23:00~

【関東エリア】
tvk
:地デジ3ch
3月4日(土)7:30~

番組を見る

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【出演者】

TOBA_0051

案内人:佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのアドバイザーとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター:仲みゆき
◎タレント
大阪府大阪市出身。関西を中心にリポーター、MC、ナレーション等で活躍中。

リポーター:アルミカン 高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

【今回訪れた場所】

  • 三重県鳥羽市  ジギング船「ファイヤードルフィン」
  •  〃     「浜田水産」
  •  〃     「海の博物館」
  •  〃     「みなと食堂」

さらなる大物、ブリを狙って加布良古水道ジギング続編

TOBA_0115 今回は三重県鳥羽市への旅。鳥羽市へは、前回ご紹介した伊勢市内から車で30分ほど。市全体が伊勢志摩国立公園に指定され、古くから漁業や海女漁など海と共に暮らしが営まれ、平安時代まで志摩国(現在の鳥羽市・志摩市・南伊勢町など)は、朝廷に海産物を納める「御食国(みけつくに)」として知られていました。また、世界で初めて真珠の養殖が行われた場所としても知られ、海の幸、温泉、豊かな自然や文化に触れられる観光地として、国内外から多くの人々が訪れます。

 番組は前回の【三重県伊勢市編】に続き三重県鳥羽市沖、加布良古水道でのブリ・ジギングからスタートします。伊勢市編で出世魚であるブリの幼魚、ハマチ(イナダ)→メジロ(ワラサ)と着実にサイズアップし、その勢いに乗って本命の親魚“ブリ”を狙います!


佐々木さんのワンポイントアドバイス

TOBA_0315 伊勢市編でも紹介しましたが、ジギングの基本アクションは、竿を1回上げる(シャクる)と同時にリールを1回巻く“ワンピッチ・ジャーク”です。リズミカルにテンポよくシャクれていれば、ジグが水中で的確に泳ぐため効果的に魚を誘うことができ、釣果に大きく影響します。メタルジグ(ジグ)は種類によって動きが異なり、アクションの仕方で動き方も変化するため、テクニックはさまざまありますが、まずは基本であるワンピッチ・ジャークをきちんとマスターしましょう。
 ジグが着底したら根掛かりしないように少し巻き上げてから、船長から指示された棚(魚が泳いでいる層)までワンピッチ・ジャークで誘い上げ、棚を過ぎたら再びジグを落とします。
 今回使用したリールは、1回の巻き上げがおよそ1m。「底から棚までの距離÷1m=何回リールを巻くか(シャクリ上げるか)」となるため、風や潮流で船が流されている場合、ジグが着底したとき何メートルラインが余分に出たかを確認しながら、確実に棚を攻められるようにしましょう。船が流されている場合は、少し重めのジグに交換するとジグの着底がわかりやすくなります。
 また、そのときの状況により、シャクリ上げるスピードの違いで喰いに差が出るため、ゆっくりシャクる方がよいか速い方がよいのか、船長からの情報を参考にしながらアタリのテンポを探ってみましょう。

 

TOBA_0182 前回、ハマチをゲットした高橋さんは、「肩の力を抜いてリズミカルに」という佐々木さんのアドバイスを受け、アクションも徐々に上達。やがて仲さんから歓声が上がり、続けて高橋さんもアタリを捉えてダブルヒット! 二人は竿をのされながら格闘しますが、仲さんの竿がフワリと軽くなり痛恨のバラシ。大物とのファイトに手応えを感じていただけに残念そうです。高橋さんはブリには届きませんが、ナイスサイズのメジロを釣り上げます。

TOBA_0203 やがて水深70~40mの駆け上がりに移ると、ますます魚影が濃くなり、再びチャンス到来! さっそく佐々木さんがアタリを捉えると、高橋さん、仲さんと続きトリプルヒット! と、残念ながら仲さんは根掛かりでしたが、佐々木さんと高橋さんがメジロを釣り上げます。

TOBA_0215 その後、佐々木さんの竿が今回一番のしなりを見せてヒットした直後、仲さんもヒット! 続けて高橋さんもヒットし、今回は間違いなくトリプルヒットです! しかし、仲さんは念願のメジロを目前に、またも痛恨のバラシ。格闘の末に高橋さんがメジロ、佐々木さんが待望のブリを釣り上げ、親魚であるブリは、さすが風格が違います! 

TOBA_0223 悔しさをにじませながら仲さんも再びジグを投入しますが魚の反応が薄れ、今回はここで納竿。
 鳥羽沖でのブリ・ジギングは、初冬から夏まで楽しめ、春先まではブリに脂がのりベストシーズンを迎えています。青物の強者ファイターであるブリの強烈なファイトを味わいに、訪れてみてはいかがでしょうか?

【ジギング船・ファイヤードルフィン】
三重県鳥羽市石鏡港 TEL/090-4116-5648

 


【今回使用したシステム】

【ロッド】佐々木洋三/オシア ジガー S643、リポーター/ゲームタイプJ S603
【リール】佐々木洋三/ステラ SW10000PG、リポーター/ステラ SW8000HG
【ライン】佐々木洋三/マスターシップ船EX PE3号 リポーター/オシアEX8 PE3号
【リーダー】フロロカーボン40ポンド(12号)/2~2.5m
【ルアー】センターサーディン135g・160g、キングスラッシャー 150g・180g

 

鳥羽名物のカキ小屋で焼きカキとボリューム満点カキづくし

TOBA_0064 釣りを楽しんだ後に向かったのは、カキ(牡蛎)の養殖で有名な浦村町です。浦村町は生浦湾(おおのうらわん)の複雑な地形に伊勢湾と太平洋の海水が注ぎ込み、複数の河川の淡水がほどよく溶け合うことで、カキ養殖にベストな環境が整った名産地。春に種付けをし、その年の10月頃には収穫ができるため、浦村町のカキは“1年牡蛎”とも呼ばれています。
 生浦湾の沿岸に店を構え『焼きカキ』の食べ放題が人気の「浜田水産」を訪ねると、磯の香りをまとったカキの香りが店いっぱいに広がっています。さっそく焼きたてをいただくとカキのエキスが殻に滴り、プリッと濃厚! さらに食べ放題には、カキの釜めし、カキの汁物、カキフライ、カキの佃煮が付いてボリュームも満点。「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価が高く、タンパク質、鉄分、カルシウム、タウリンなどが豊富で滋養強壮、疲労回復効果が期待できるため、心地よい釣りの疲れも癒してくれそうです。

TOBA_0070 ここ浦村町でカキが収穫されるのは、10月から春まで。産卵準備に入る2月から3月頃に向かって身が太り美味しさを増すため、これからがまさに旬です!


【浜田水産】
三重県鳥羽市浦村町1229-68
TEL/0559-32-5831
◎営業時間・定休日/季節により異なる 

海と共に数千年、志摩半島“海民”の歴史と文化に触れる

TOBA_0006 続いて訪れたのは「海と志摩の文化案内人」をコンセプトに、主に三重県内の市町村から収集された民俗資料を展示する「海の博物館」です。弥生時代のアワビオコシや釣り針などの発掘品、歴史的漁労具、木造船を中心とした実物資料のほかにも、海にまつわる興味深い収蔵品が約6万点。そのうち6879点が、国指定の重要有形民俗文化財に指定されています。
 館内に足を運ぶと、志摩半島で“海民(かいみん)”と呼ばれてきた漁師や国の重要無形民俗文化財に指定された志摩半島の海女、船乗りたちの歴史と文化。海にまつわる地域信仰、風習、祭りに関する展示。伊勢湾、志摩半島、熊野で獲れる豊富な種類の魚介類の模型は漁法や旬、食べ方などと合わせて、わかりやすく紹介されています。

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 また、伊勢湾や志摩半島の漁に関する展示室には、過去に実際に使われていたカツオの1本釣り漁の木造船を中心に、伝統的なマダイ釣りやモイカ(アオリイカ)釣りの道具、各種釣り竿、釣り糸や釣り針、疑似餌などが展示され興味深いものばかり。それぞれの時代の釣り具を通して、今も変わらぬ釣り人の探求心を感じることができます。さらに、全国から収集された木造船の展示「船の棟」も圧巻です。


【海の博物館】http://www.umihaku.com/
三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68
TEL/0599-32-6006
◎開館時間/9:00~16:30(入館16:00まで)
◎休館日/6月26日~30日、12月26日~30日

 

鳥羽の海で自ら釣り上げたメジロ料理に舌鼓

TOBA_0370 旅の締めくくりは、地元漁師も訪れる「漁師めし みなと食堂」へ。釣り好きのご主人が仕入れた新鮮な鳥羽の魚介類を使った料理がいただけます。今回は、鳥羽の海で自ら釣り上げたメジロを調理していただきました。
『メジロのあら炊き』は、内蔵や骨、頭などのアラを甘辛く煮付け、海の恵みを余すところなく大切にする鳥羽ならではの料理。骨のすき身や内臓にしっかりとタレが染み込み、ごはんやお酒がすすむ一品です。そして、鮮やかな桃色をした刺身は、釣りたての身が締まった歯ごたえの後に、上品な脂のうま味が口の中に広がります。このほかにも塩焼き、カマの唐揚げなど、部位ごとの美味しい食べ方を知っているご主人の腕前が光るメジロづくしを堪能しました。

TOBA_0371 釣りを通して海の恵みに触れることで、海と共に育まれた文化が息づく街の散策が、よりいっそう豊かに美味しく楽しめた今回の旅。伊勢神宮を参拝し鳥居前町の散策を楽しんだ後は、鳥羽まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。


【みなと食堂】http://www.minatosyokudo.com/
三重県鳥羽市安楽島町1434-5
TEL/0599-25-7173
◎営業時間/11:00~20:00
◎定休日/水曜日

 

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~三重県伊勢市編~


伊勢神宮・内宮を参拝し鳥居前町を散策した後はブリ・ジギングのメッカ鳥羽沖へ

 悠久の杜に抱かれた伊勢神宮・内宮を参拝し、伊勢特有の建築様式が続くおはらい町・おかげ横丁を散策。伊勢の日差しを一身に受けてうま味を増した干物、伊勢神宮の聖域を流れる五十鈴川の伏流水で仕込んだ地酒、有名老舗銘菓の本店で作りたての和菓子を味わった後は、三重県屈指の船釣りのメッカで海の幸にあずかろうと、冬に味が増し旬を迎えたブリ・ジギングを楽しみます。

≪【三重県伊勢市編】放送時間≫

【関西エリア】
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光チャンネル:地デジ11ch 
2月1日(水)23:30~、3日(金)22:00~、4日(土)20:00~、5日(日)12:00~
3月1・8日(水)23:30~、3日(金)22:00~、4日(土)20:00~、5日(日)12:00~
Baycom:地デジ11ch
3月1・8・15日(水)23:00~、5・12(日)21:00~

【関東エリア】
tvk
:地デジ3ch
2月25日(土)、3月25日(土)7:30~

番組を見る

ISE_0060

【出演者】

案内人:佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのアドバイザーとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター:仲みゆき
◎タレント
大阪府大阪市出身。関西を中心にリポーター、MC、ナレーション等で活躍中。

リポーター:アルミカン 高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

【今回訪れた場所】

  • 三重県伊勢市  伊勢神宮・内宮
  •  〃      おはらい町「ひもの塾」
  •  〃      おはらい町「伊勢萬 内宮前酒造場」
  •  〃      おかげ横丁「赤福本店」
  •  〃 鳥羽市  ジギング船「ファイヤードルフィン」

2千年の時を経て日本を見守る伊勢神宮

ISE_0019 今回は三重県伊勢市への旅。志摩半島の北東部に位置し、伊勢神宮の鳥居前町として発展した伊勢市へは、大阪中心部から有料道路を利用し車で約2時間30分。東海道新幹線「名古屋」駅からは、近鉄やJR特急を利用し市の中心部「伊勢市」駅まで、約2時間30分で到着します。
 記紀ゆかりの地として市内には、日本神話に登場する神々を祀る神社が数多く鎮座し、日本全国の神社の本宗である太陽神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る皇大神宮(こうたいじんぐう)“内宮(ないくう)”、衣食住をはじめ産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る豊受大神宮(とようけだいじんぐう)“外宮(げくう)”を含め全125社を合わせて「伊勢神宮」、正式には「神宮」と呼びます。

ISE_0064 旅の始まりに内宮参拝へと向かうため、内宮と外宮の旧正殿棟持柱(むなもちばしら)を再利用した鳥居をくぐり、神聖な世界へ向かう懸け橋といわれる宇治橋を渡ります。厳かな気持ちが高まるなかで五十鈴川のほとりにある御手洗場(みたらし)で心身を清め、樹齢約400~900年の“神宮杉”に包まれた参道を進み拝殿の御正宮(ごしょうぐう)へ。御正宮の板垣内は聖域であるため撮影は禁止されており、心静かに石段を上り参拝をしました。

【伊勢神宮】http://www.isejingu.or.jp
【内宮】三重県伊勢市宇治館町1
TEL/0596-24-1111
◎参拝時間/1月・2月・3月・4月・9月 5:00~18:00、5月・6月・7月・8月5:00~19:00、10月・11月・12月5:00~17:00

伊勢の日差しを受けてうま味を増す絶妙な塩加減の干物

ISE_0083 御伊勢参りの後は、宇治橋前から五十鈴川に沿っておよそ800mにわたり美しい石畳が続く「おはらい町」へ。おはらい町は内宮の鳥居前町として栄え、江戸前期に創建され重要文化財に指定されている神宮祭主職舎など歴史的建造物、屋根と外壁が交わる三角形の部分“妻”が石畳の正面に向いた妻入り様式の切妻造、入母屋造の土産物店や飲食店、旅館など風情ある店が軒を連ね、地元名産品の食べ歩きを楽しむことができます。
 厳選された国内産の魚を原料に、国産天然塩を用いて添加物を使用せずに天日干した干物が自慢の「ひもの塾」を訪ねると「美味しいよ!」と手渡されたのが、冬に旬を迎えた『ニギスの干物』。ニギスは水深70~430mの砂泥底に生息し、内臓に独特の苦みがあり、干物にすることで身のうま味と脂がぐっと増す魚です。ほかにもひもの塾では、焼きたてを試食しながら好みの干物を購入することができるので、旬の魚を味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。

【ひもの塾(伊勢本店)】http://himonojk.com
三重県伊勢市宇治今在家町35 
TEL/0596-37-0833

手作業で心を込めて造る伊勢市内唯一の日本酒蔵

ISE_0101 続いて向かったのは、おはらい町の一角にある「おかげ横丁」で、五十鈴川の伏流水を用いた地酒造りを行う、市内唯一の日本酒の酒蔵「伊勢萬 内宮前酒造場」です。日本酒『おかげさま』は、伊勢の神々と自然への感謝の気持ちを込めて造られ、大吟醸は2016年伊勢志摩サミットの国際メディアセンター完成記念祝典の乾杯酒として振る舞われました。

ISE_SAKE 内宮前酒造場でしか味わえない『おかげさま しぼりたて』をいただくと、生原酒ならではの爽やかでフルーティーな味わいの中にキレがあり、水の良さを感じさせる美味しさにうっとり! このほかにも『おかげさま』の原酒に、三重県大台町産の柚子果汁をブレンドしたリキュール『おかげさま にごり柚子』など、地域の特徴を活かした各酒類も人気。小さな酒蔵のため販売は内宮前酒造場の店頭と伊勢志摩地区、インターネット販売のみですが、酒造場には飲食スペースが設けられ、その場でいただくこともできます。

【伊勢萬 内宮前酒造場】http://www.iseman.co.jp
三重県伊勢市宇治中之切町77-2 
TEL/0596-23-8800

伊勢に来た人だけが味わえる、あの銘菓の作りたて

ISE_0015 伊勢名物の和菓子といえば『赤福』。おかげ横丁内にある「赤福本店」を訪ねると、五十鈴川沿いに建つ築140年の妻入り建物が、何とも趣のある店構え。江戸時代中期、宝永四年(1707年)の創業以来300年以上、御伊勢参りに訪れた人々に愛され続ける老舗ですが、本店にはここでしか味わえない赤福があります。その昔、御伊勢参りで愛用された三人乗りの馬の鞍「三宝荒神」を造形化した独特な釜戸で入れた無農薬番茶と、一つひとつ本店の作り娘さんが手作りした、できたての赤福がセットになった『お召し上がり 盆』です。

ISE_0008 赤福の餡の三筋は五十鈴川の清き流れを表し、白い餅は川底の小石。時間が経っても硬くなりにくい北海道産や熊本県産のもち米を用いて、小豆も北海道産を使用するなどこだわりがありますが、本店でいただく『お召し上がり 盆』の赤福は、よりいっそう柔らかな餅としっとりした餡で、なるほど作りたてならではの美味しさです!

【赤福本店】http://www.akafuku.co.jp/
三重県伊勢市宇治中之切町26
TEL/0596-22-7000
◎営業時間/5:00~17:00
◎定休日/無休

ブリの世界記録を樹立した船で旬のブリ・ジギングに挑戦

TOBA_0104 伊勢神宮を参拝し名物を味わった後は、海の恵みにあずかろうと翌朝、伊勢市の隣町鳥羽市へ。鳥羽市石鏡港(いじかこう)から出船し、ジギングでブリ釣りを楽しみます。
 船釣りのメッカとして名高い鳥羽沖はブリ・ジギングが人気の釣り場で、今回お世話になるジギング船「ファイヤードルフィン」は、ジギングによるブリの世界記録、22.1kgを釣り上げた実績のある船。取材時は寒波の影響で北風により外洋はうねりが強いため、湾内の加布良古水道で大物を狙います。


佐々木さんのワンポイントアドバイス

TOBA_0109 今回の水深は50~70m。150g前後のメタルジグ(ジグ)を用意しました。ジグのカラーは天気や海水の濁り具合によって水色が変化しアタリカラーも異なってきますので、ジグの重さと合わせて事前に船長に訪ね、複数色揃えておくとよいでしょう。
 ジギングの基本アクションは、竿を1回上げる(シャクる)と同時にリールを1回巻く“ワンピッチ・ジャーク”です。うまくアクションさせることができれば、ジグが水中で的確に泳ぐため、効果的に魚を誘うことができます。
 また、ジグが着底したら根掛かりしないように、すぐにリールのクラッチを戻し、少し巻き上げてからワンピッチ・ジャークで誘い上げます。着底のサインを逃さないために、スピニングリールのスプールのエッジに指を添えておくと、着底がわかります。
 番組内で実際にジグが水中でどのように泳いでいるか、テンポを変えたワンピッチ・ジャークなど、ジギングのコツを紹介していますので参考にしてください。

 

TOBA_0090 準備を整え午前7時過ぎ、いよいよ出船です。美しい夜明けの空遠くに富士山を眺めながらポイントに到着すると、仲さんと高橋さんは佐々木さんからレクチャーを受けながら釣りを開始。すると、さっそく速いピッチで誘いをかけていた佐々木さんがヒット! 出世魚のブリはサイズによって呼び名が変化しますが、まずは約45cmのハマチ(イナダ)を釣り上げます。ハマチであっても引き味は強くよく走り、さすが強者、好ファイターです。
 ちなみに大きさによってブリの呼び名は、関西では「ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ」。関東では「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」と変わります。

TOBA_0244 佐々木さんが釣り上げた直後、今度は高橋さんがヒット! 竿をのされながらリールを巻き上げると姿を現わしたのは、見るからに美味しそうなふっくらとしたハマチです。釣りを開始して間もなくのヒットとあって、ますます闘志を燃やします。


TOBA_0276 その後、少し強まった風とうねりにも負けじと、さらなる大物を目指してロッドをシャクり続けます。すると佐々木さんが、再びヒット。先ほどより竿が強く引き込まれ、間違いなく先ほどより大物と確信しながら丁寧に巻き上げると、今度はメジロ(ワラサ)! 順調にサイズアップしていきます。


TOBA_0268 そして、仲さんにもアタリが訪れ念願のヒット! 「引きが軽いので、何の魚だろう……!?」と少し戸惑いながら釣り上げたのはマアジです。ブリを狙う中では小物に見えてしまいますが、身の太った尺近いナイスサイズで、この時季は脂ものって大変美味。


 着実に釣果を上げるなか魚の反応もますます良好となり、その後もヒット連発! 待望のブリはゲットできるのか……この続きは次回放送【三重県鳥羽市編】でお届けしますのでお楽しみに!


【ジギング船・ファイヤードルフィン】

三重県鳥羽市石鏡港 TEL/090-4116-5648

 


【今回使用したシステム】
【ロッド】佐々木洋三/オシア ジガー S643、リポーター/ゲームタイプJ S603
【リール】佐々木洋三/ステラ SW10000PG、リポーター/ステラ SW8000HG
【ライン】佐々木洋三/マスターシップ船EX PE3号 リポーター/オシアEX8 PE3号
【リーダー】フロロカーボン40ポンド(12号)/2~2.5m
【ルアー】センターサーディン135g・160g、キングスラッシャー 150g・180g

 

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~兵庫県明石市・後編~


鯛ラバでブランド魚“明石ダイ”を狙い、柿本人麻呂の和歌に明石の歴史を感じ名物料理に舌鼓

 前編に続き、明石海峡でブランド魚“明石ダイ”を鯛ラバで釣り上げ、行列ができる人気店で本場“明石焼”に舌鼓。万葉歌人・柿本人麻呂を祀った神社では人麻呂が遺した和歌に、飛鳥時代の明石の海と釣りに想いを馳せ、明石の海の幸を最高の状態で提供する寿司店では、紅葉鯛づくしをいただきます!

≪【兵庫県明石市・後編】 放送時間≫

【関西エリア】
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光チャンネル:地デジ11ch 
2016年12月10・17日(土)20:00~、11日(日)12:00~、14日(水)23:30~、16日(金)22:00~
2017年1月11日(水)23:30~、13日(金)22:00~、14日(土)20:00~、15日(日)12:00~
Baycom:地デジ11ch
2017年1月18・25日(水)23:00~、22・29(日)21:00~

【関東エリア】
tvk
:地デジ3ch
2017年1月7日(土)、2月4日(土)7:30~

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【出演者】

akashi_0216

案内人:佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのアドバイザーとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター:仲みゆき
◎タレント
大阪府大阪市出身。関西を中心にリポーター、MC、ナレーション等で活躍中。

リポーター:アルミカン 高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

【今回訪れた場所】

  • 兵庫県明石市  釣り船「海豚」
  •  〃     「ふなまち」
  •  〃      柿本神社
  •  〃     「浦正」

さらなるサイズアップを目指して、明石海峡で鯛ラバ!

akashi_394 今回は兵庫県明石市への旅、後編。前回に続き、明石海峡での鯛ラバから番組はスタートします。
 前回は明石海峡大橋近くのポイントから釣り始め、佐々木さんがガシラ、キジハタ、明石のブランド魚“明石ダイ(マダイ)”を釣り上げ、仲さんもマダイをゲット。後編では、ポイントをトレースしながら船を移動して広範囲に探る“流し釣り”で、マダイを狙います。


(佐々木さんのワンポイントアドバイス)

 水深が深く起伏があるときや潮が速いとき、今回のような“流し釣り”で鯛ラバが流されるときは、底取りをしやすく(仕掛けの着底をわかりやすく)して、マダイがいるタナ(泳層)を的確に探れるよう、鯛ラバのヘッドを重いものにチェンジしましょう。今回は、70gから90gへ変更しました。
 鯛ラバのヘッドには45~160gまで様々な重さと形状があり、船長へ事前にどのくらいの重さのヘッドを用意したらよいか、訪ねておきましょう。また、釣る場所や状況によってアタリカラーも変化しますので、同じ重さであっても複数色揃えておくとよいでしょう。
 ヘッドの交換、鯛ラバの仕掛け作りは番組内で、「ネクタイの交換」と「リーダーとフックの付け方」は、前回の番組とブログ【兵庫県明石市・前編】で紹介していますので、参考にしてください。

akashi_563 今回の“流し釣り”での注意点は、船が移動するため鯛ラバが流されてラインが出てしまうことで根掛かりが発生しやすくなるため、仕掛けが着底したら、すぐに巻き上げ始めること。着底した時に、フッとリールのスプール(ラインが巻かれている部分)が止まるサインを見逃さないようにしましょう。
 また、着底を把握するためには、カウンター付きのリールがお薦めです。船長から伝えられた深度と実際に着底したときのリールの表示(ラインが出た長さ)をチェックしておくと、船の移動によりどのくらい余分に流されたかがわかり、タナを探る際の参考になります。

 

akashi_377 淡路島と明石の間に位置する明石海峡は、海峡が狭いので潮の流れが速く、複雑な海底地形により数多くの魚介類が生息し魚影が濃く、良質なマダイが育まれる絶好の釣り場。しかし今年は、「例年に比べ雨が少なく海水温が高く、塩分濃度が急激に上昇したことから海底付近の酸素濃度が低下。マダイの活性が低下し、釣果が安定していない」と、釣り船「海豚」の船長・大村健治さん。秋から冬へ海水温が下がり、マダイが駆け上がりのポイントに戻ってくれば、鯛ラバに喰ってくるだろうと教えてくれました。

akashi_381 潮も止まり活性が下がったこともあって、コツンコツンというマダイらしいアタリはあるものの、喰い渋る状況が続きます。しかし、隣の船の釣り人が手にしたメジロ(ワラサ)を目にし、「私たちも大物を!」と気合は十分。すると佐々木さんの竿が、ギュンギュンと大きく引き込まれます。厳しい釣果が続く明石の海であっても、さすが佐々木さん。見事、前回よりサイズアップした本名のマダイを釣り上げます。

akashi_529 その後、潮が動きはじめると仲さんがガシラをゲット! 続けざまに佐々木さんも、同じくガシラを釣り上げます。そして残念ながら未だ、アタリはあるものの釣果がない高橋さんの竿が、突然、フワリと軽くなり……鋭い歯を持つサワラやタチウオといった魚に、仕掛けが切られてしまったようです。その直後、仲さんの竿がグイッとしなり、続けて高橋さんもアタリを捉えてダブルヒット! タチウオをゲットした仲さんに続けと、高橋さんも仕掛けを巻き上げますが、またもプツリと切られてしまいました。
 喰いついた場所によっては高橋さんのように、鯛ラバで使用する太さのリーダーでは、切られてしまう可能性があるタチウオ。撮影時の10月末は、以前お届けした【大阪府岸和田市編 大阪湾タチウオ後編】で紹介したように、明石海峡にタチウオが回遊するシーズンでもあるのです。

akashi_538 その後、再び仲さんと高橋さんがダブルヒットし、仲さんはサイズアップしたマダイ、高橋さんはガシラをゲット! 高橋さんが念願の1匹を釣り上げたところで、今回は納竿となりました。


【海豚】 http://umibuta.jp/
兵庫県明石市二見町東二見 二見港内
TEL/090-3624-6900

 


【今回使用したシステム】
【ロッド】佐々木洋三/炎月プレミアムB69L-S、リポーター/炎月SS B610M-S
【リール】佐々木洋三/炎月100PG、リポーター/炎月CT 100PG
【ライン】マスターシップ船EX8PE1号
【リーダー】フロロカーボン12ポンド(3号)/3m
【ルアー】炎月月華TG(70g・90g)、集魚ネクタイビビットカーリー など
【針(フック)】炎月 鯛ラバ カスタムフック

玉子をたっぷり使った生地がフワリとうまい“明石焼”

akashi_0202 鯛ラバを楽しんだ後は、特産品の“明石ダコ(マダコ)”を使った名物料理『明石焼』を味わおうと、行列ができる人気店「ふなまち」へ。
 全国的に名が知れる明石焼ですが、地元の明石では『玉子焼』と呼ばれ、その歴史は170年以上。発祥には諸説ありますが、江戸時代末期にあるべっ甲職人が、接着剤に玉子の白身を使ったかんざしの装飾『明石玉』の製造をはじめ、明石玉が全国的な人気となって製造が活発になると、玉子の黄身が大量に余るようになりました。その黄身と明石ダコを使って、玉子焼(明石焼)が作られるようになったといわれています。

akashi_0210 また、関西圏外の人々からは、「出汁で食べるのが『明石焼』、ソースで食べるのが『たこ焼き』」と思われがちですが、本場の明石焼は材料も作り方も違います。明石焼の具材は明石ダコのみで、銅板で柔らかく焼き上げて箸でひっくり返し、出汁で食べるもの。一方たこ焼きは、タコ以外に紅ショウガや青海苔などがトッピングされ、鉄板で表面を硬く焼き上げてアイスピックでひっくり返し、ソースをかけていただきます。
 焼きたて熱々の明石焼をいただくと、なるほど本場の人気店! 玉子をたっぷり使ったフワフワの生地、明石ダコの美味しさが口いっぱいに広がります。また「ふなまち」では、ソースをかけてたこ焼き風でいただくこともでき、自分好みの明石焼を楽しむことができます。

【ふなまち】 http://funamachi.jp/
兵庫県明石市材木町5-12
TEL/078-912-3508
◎営業時間/10:30~18:00
◎定休日/金曜、第2・4木曜

明石の海と釣りを詠った柿本人麻呂を祀る神社

kakimoto_shrine 次に訪れたのは、境内から瀬戸内海や明石海峡大橋を望むことができる、柿本人麻呂を主祭神として祀る柿本神社です。地元の人々から「人丸(ひとまる)さん」と呼ばれ親しまれる柿本神社は、仁和3年(883年)に寺の僧侶が人麻呂のために祠を建てて祀っていたものを、人麻呂を大変崇拝していた明石城主の小笠原忠政が、元和6年(1620年)、人麻呂と縁が深いこの地に移したといわれています。
 飛鳥時代を生きた官人であり万葉集の代表的歌人として、数々の作品を残した人麻呂ですが、明石を詠んだ和歌がいくつかあります。
「天離る 鄙の長通ゆ 恋ひ来れば 明石の門より 大和島見ゆ(あまざかる ひなのながちゆ こいくれば あかしのとより やまとしまみゆ) ―都から離れた田舎からの遠い道のりを、恋しく思いながらやってくると、明石海峡から大和の山々が見えた―」
 人麻呂が岩見(島根県)から海路で、やっと到着したときの思いが表現されており、この頃すでにこの地が“明石”と呼ばれていたこともわかります。

akashi_0011 また、人麻呂の和歌には、釣りを歌材にしたものもあります。
「荒栲の 藤江の浦に鱸釣る 海人とか見らむ 旅行く我を(あらたえの ふじえのうらにスズキつる あまとかみらむ たびゆくわれを)―この地の人々は、藤江の浦(明石市松江の藤江海岸付近といわれる)でスズキを釣る漁師だと見ているだろうか、船に乗り旅をしている私を―」
 1300年以上前、鯛ラバを楽しんだ明石の海で同じように人麻呂も船に揺られ、当時の人々もスズキ釣りをしていたという歴史を今に伝えています。

【柿本神社】 http://www.kakinomoto-jinja.or.jp/
兵庫県明石市人丸町1-26
TEL/078-911-3930

明石の魚を知り尽くした名店で紅葉鯛を味わう

akashi_579 旅のしめくくりに明石の海の幸をいただこうと、鮮度と味にこだわった寿司と魚料理がいただける「浦正 明石本店(浦正鮨)」を訪ねました。
 浦正では、直接競り落とした活魚をすぐに店の生簀に運び、マダイであれば1日落ち着かせてから神経絞めをして調理するなど、明石の魚介類を最高の状態でいただけます。
 今回は、春に獲れる天然マダイを“桜鯛”と呼ぶのに対し、秋に獲れる“紅葉鯛”をいただきます。明石海峡にもまれて身が引き締まり、極上の身を持つといわれるブランド魚“明石ダイ”ですが、夏から秋にかけて豊富に餌を食べ、脂がのった紅葉鯛は格別です。

akashi_582 美しい身が輝く刺身は、紅葉鯛ならではの脂の甘みとうま味が、口の中いっぱいに広がります。そして『鯛のしゃぶしゃぶ』は、身に軽く火が通されたことで歯ごたえが増し、うま味も凝縮されてなんとも美味。最後は、炙った皮の香ばしさとスダチの香味、そして塩がうまさを引き立てる寿司をいただきました。さすが、どの料理も明石の魚を知り尽くした、名店ならではの美味しさです。
 ブランド魚“明石ダイ”を求めて鯛ラバを楽しみ、海と共に育まれた明石の食と歴史、文化に触れた今回の旅。兵庫県屈指の上質な魚と出合える明石をぜひ一度、訪ねてみてはいかがでしょうか。

【浦正 明石本店】http://www.urazushi.com/
明石市日富美町14-23
TEL/078-917-9955
◎営業時間/11:30~14:30(L.O 14:00)17:00~22:00(L.O 21:00)
◎定休日/火曜

 

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~兵庫県明石市・前編~


海の幸、銘酒から宇宙まで! 明石を代表する名物・名所を訪ね、鯛ラバでブランド魚を狙う

 古来、海の幸に恵まれた明石の食文化が垣間見える商店街を散策し、“子午線のまち明石”のシンボル明石市立天文科学館へ。世界が認めた魚料理に合う日本酒造りを行う酒蔵を訪ね、明石のブランド魚“明石ダイ”“明石ダコ”や漁師直送の魚介類が盛りだくさんの海鮮丼を味わった後は、自らマダイを釣り上げようと明石の海へ!

≪【兵庫県明石市・前編】 放送時間≫

【関西エリア】
eo
光チャンネル:地デジ11ch 
2016年12月2・9日(金)22:00~、3日(土)20:00~、4日(日)12:00~、7日(水)23:30~
2017年1月1・8日(日)12:00~、4日(水)23:30~、6日(金)22:00~、7日(土)20:00~
Baycom:地デジ11ch
2017年1月1・8(日)21:00~、4・11日(水)23:00~、

【関東エリア】
tvk
:地デジ3ch
2016年12月31日(土)、2017年1月28日(土)7:30~

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【出演者】

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案内人:佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのアドバイザーとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター:仲みゆき
◎タレント
大阪府大阪市出身。関西を中心にリポーター、MC、ナレーション等で活躍中。

リポーター:アルミカン 高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

【今回訪れた場所】

  • 兵庫県明石市  魚の棚商店街「魚利商店」「林喜商店」
  •  〃      明石市立天文科学館
  •  〃     「明石酒類醸造」
  •  〃     「釣ヤ」
  •  〃      釣り船「海豚」

海の幸満載! 明石の人々に愛され続ける名物商店街

akashi_0125 今回は兵庫県明石市の旅、前編。瀬戸内海・明石海峡に面する明石市は、古くから陸上・海上交通の重要な拠点として栄えた街です。地名の由来も海の街にふさわしく、潮流に恵まれた“明るい土地”という説、海岸が赤味を帯びていることから“赤磯(あかし)”と呼んだ説などありますが、赤石川(東松江川)河口から約130m沖の海中に沈む“赤い御影石”を起源とする説もあり、この赤石見物に豊臣秀吉が訪れた記録も残されているそうです。
 速い潮流と複雑な地形で数多くの魚介類の産卵場、生息場として魚影が濃く、魚の味も良い明石海峡では漁業が盛んに行われ、明石市内には海の幸を堪能できるスポットが満載。そこで最初に訪れたのが、地元の人々から「うおんたな」の愛称で親しまれる「魚の棚商店街」です。
 魚の棚商店街は、約400年前の明石城築城と共に宮本武蔵も関わった城下町の線引きによって誕生したといわれ、350mにおよぶアーケードには、魚介類を中心に明石の特産品を扱う約110店舗が軒を連ねます。
 なかでも新鮮な海産物を購入できると人気の「魚利商店」を訪ねると、店先には明石のブランド魚“明石ダイ(マダイ)”や“明石ダコ(マダコ)”はもちろん、近海で獲れた海の幸がたくさん! 市場から生きたまま仕入れた魚は店の生簀で生かし、販売直前に締めるというこだわりの魚屋です。

akashi_0140 次に訪れた明治5年創業の老舗「林喜商店」では、紀州備長炭で明石産穴子を焼き上げた『焼き穴子』をいただきました。香ばしい秘伝のタレを纏い、外はサックリ、中はフワフワ。焼き上げる際、鉄板で重石することで身が縮まずに焼き上がるそうで、穴子のうま味がギュッと閉じ込められた豊かな味わいは絶品です。

【魚の棚商店街】http://www.uonotana.or.jp/
兵庫県明石市本町1丁目1-16
TEL/078-911-9666

【魚利商店】
兵庫県明石市元町1-1-10 TEL/078-911-2946
◎営業時間/8:00~17:00  ◎定休日/月曜・第三火曜

【林喜商店】http://www.hayaki.co.jp/
兵庫県明石市元町1-4-20
TEL/078-911-3378
◎営業時間/10:00~17:00 ◎定休日/木曜・お盆・年末年始

“時と宇宙”をテーマにした明石市立天文科学館

akashi_0069 続いて訪れたのは、「魚の棚商店街」から徒歩14分ほど。明石駅北側にある“子午線のまち明石”のシンボル、明石市立天文科学館です。今から130年前、明治19年(1886年)に開催された国際子午線会議に基づき、明治43年(1910年)に東経135度子午線が明石を通ることが判明すると、当時の地元有志が子午線の標識設置に奔走。その後、計測技術の進歩により正確な子午線位置が判明したことで、日本標準時子午線の標識を兼ねた時計塔がそびえる天文科学館が、昭和35年(1960年)に完成しました。番組では子午線について学芸員の鈴木康史さんが、解りやすく説明していますので、ぜひご覧ください。

akashi_0083 子午線にまつわる展示のほかにも、日本で最も古く世界でも5番目に古い歴史的価値のある大型プラネタリウム、天文、天文観測、暦と時について知ることができ、体験型装置を備えた「時のギャラリー」では、来場者が地球となって“月の満ち欠け”をわかりやすく学ぶことができます。また、明石市が一望できる時計塔の展望室からは、明石海峡に架かる世界一長い吊り橋の明石海峡大橋、淡路島や六甲山系など、360度のパノラマを眺めることができます。

【明石市立天文科学館】http://www.am12.jp
兵庫県明石市人丸町2-6 
TEL/078-919-5000
◎開館時間/9:30~17:00(入館は16:30まで) ◎休館日/月曜・第2火曜、年末年始

魚料理を引き立てる世界が認めた銘酒

akashi_syuzou 明石では300年以上前から、播磨の米と六甲山系の水を用いた地酒造りが盛んで、最盛期の江戸時代初期には酒蔵が100軒。現在は5軒の酒蔵があり、今回は釣り好きの方にぜひおすすめしたい銘酒、海の幸に恵まれた明石ならではの魚料理に合う酒造りを行う明石酒類醸造を訪ねました。
 江戸時代(1860年)に味噌の製造販売から始まった明石酒類醸造は、ラベルにマダイの絵を冠した日本酒『明石鯛』が評判の酒蔵で、なかでも『純米大吟醸・明石鯛』は海外でも高く評価された銘酒。ロンドンの高級デパート、世界一周のクルーズ船などでも提供され、2006年に国際的なコンクール「味覚品質審査会(iTQi)」で最高の三ツ星、優秀味覚賞にも選ばれました。

akashi_0174 直売所の「酒笑本館(しゅまいるほんかん)」で特別に試飲させていただくと、なるほど魚のうまさを引き立て昇華させる、果実のような香りと深みのある味わいが美味! また、ボトルの中で自然発酵が続く微発泡の『生どぶろく』(期間数量限定品)は、酵母の酸味と麹の甘みが絶妙なバランス。どちらもつい、お酒が進みます。
 このほか各種日本酒や酒類、甘酒や酒スイーツも製造販売している明石酒類醸造。各商品、インターネットから注文可能です。

【明石種類醸造・酒笑本館】http://www.akashi-tai.com/
明石市大蔵八幡町1-3
TEL/078-919-0277
◎営業時間/9:00~17:00 ◎定休日/土・日曜、祝日(12月は土曜も営業)

新鮮な魚介類が盛りだくさんの海鮮丼に舌鼓

akashi_0187 次に訪ねたのは、JR明石駅から徒歩5分。淡路島で漁師を営む家庭で生まれ育ったご主人が作る、漁師直送の新鮮な魚介類を使ったランチが味わえる「釣ヤ(つりや)」です。
 おすすめは、約10種類の旬のネタを使用した『海鮮丼定食』。この日は、明石ダイ、明石ダコはもちろん、鮮度が良いからこそ味わえる生穴子、焼き穴子、カンパチ、マグロ、イカ、エビ、サーモン、イクラ。明石ダイのアラ汁、明石ダコの酢の物もついてボリューム満点です。釣ヤでは、このお得なランチも人気ですが、夜のメニューでは魚介類はもちろん、こだわりの肉や野菜を使った料理が楽しめます。

【釣ヤ】
兵庫県明石市鍛冶屋町5-26
TEL/078-939-8880
◎営業時間/ランチ 平日11:30~14:00、土曜・日曜 11:30~14:30 ディナー 平日・土曜17:00~23:00、日曜 17:00~22:00  ◎定休日/木曜

明石のブランド魚“明石ダイ”を鯛ラバで狙う!

akashi_239 名物“明石ダイ”を味わった後は、お待ちかね! 自らそのブランド魚を釣り上げようと明石の海へ。明石海峡大橋近くのポイントで鯛ラバを楽しみます。


(佐々木さんのワンポイントアドバイス)

 今回のヘッドは70gを中心に、ネクタイは最近よい釣果が出ているショートタイプの『集魚ネクタイ ビビットカーリー』をチョイスしました。ビビットカーリーは、仕掛けをゆっくり巻き上げる低速巻きでもよく動くため、活性の低いマダイにもアピール度が高いネクタイです。
 また、鯛ラバ『炎月月華TG』シリーズは、素早くネクタイを交換できる『スルスルパーツ』を装備しているので、標準装備以外のネクタイへの交換も簡単です。

【ネクタイの交換】
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1)スルスルパーツのゴムベルトを上にずらし、爪の部分にネクタイを左右同じ長さになるように掛ける。
2)ゴムベルトを戻し、『フィニッシュホールドゴムパーツ』をかぶせる。
『フィニッシュホールドゴムパーツ』を使用することでヘッドとネクタイが固定され、フックだけが誘導する“半固定”状態になり、鯛ラバの動きが安定し威力を発揮します。また、ヒットした後はフックだけが遊動するため、バレにくいというメリットがあります。
ネクタイが準備できたら、ヘッド、ネクタイの順にリーダーを通してフックを結びますが、スルスルパーツはフックを結んだ状態でもネクタイの交換が可能です。フックとリーダーの接続方法はさまざまありますが、今回は簡単で強く結べるダブルクリンチノットで結束しました。

【リーダーとフックの付け方】

1)フック(『炎月 鯛ラバ カスタムフック』)に装着されたリングにリーダーを2回通す。
2)できた輪とリングを指で押さえ、リーダーの先糸を本線の上から向こう側に回し5回巻きつける。
3)リーダーの先糸を輪の中に通し、リングと先糸を指で押さえながら本線を引っ張る。
※本線を引っ張るとき、2)の部分を湿らせると摩擦熱でリーダーを傷つけることなく、しっかりと結べます。
ダブルクリンチノット
ネクタイのセッティングやフックの結び方は実演を交えて番組で紹介していますので、参考にしてください。

 


akashi_289 準備が整ったところで、いよいよ出船。およそ20分でポイントに到着すると、さっそく仕掛けを投入します。すると一投目で佐々木さんがヒット! ガシラをゲットすると、続けざまに高級魚として知られるキジハタを釣り上げます。


akashi_362 その後しばらくアタリが遠のいたため、水深40m付近のポイントへ移動。そして潮が動き始めたとたん、またも佐々木さんがヒット。ギュンギュンと引き込まれる独特の引きにマダイであると確信。小ぶりながらブランド魚、明石ダイを釣り上げます。
 佐々木さんに続けと仲さんと高橋さんが釣りを再開すると、やがて仲さんの竿に変化が! 最初は「あたったかな?」と迷うような小さなアタリでしたが、やがてギュンギュンと竿先が引き込まれます。これはマダイの引きと焦る気持ちを抑えて巻き上げると、姿を見せたのはやはり本命。小ぶりながら美しいマダイです。
 ガシラ、キジハタ、マダイと続き、さらなる大物がゲットできるか!? 続きは次回【兵庫県明石市・後編】でお届けしますので、お楽しみに!

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【海豚】http://umibuta.jp/
兵庫県明石市二見町東二見 二見港内
TEL/090-3624-6900

 


【今回使用したシステム】
【ロッド】佐々木洋三/炎月プレミアムB69L-S、リポーター/炎月SS B610M-S
【リール】佐々木洋三/炎月100PG、リポーター/炎月CT 100PG
【ライン】マスターシップ船EX8PE1号
【リーダー】フロロカーボン12ポンド(3号)/3m
【ルアー】炎月月華TG(70g・90g)、集魚ネクタイビビットカーリー など
【針(フック)】炎月 鯛ラバ カスタムフック

 

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~大阪府岸和田市・大阪湾タチウオ後編~


“岸和田だんじり祭り”の歴史と情熱に触れ、釣ったタチウオの絶品和食に舌鼓

 岸和田の地名の由来となった岸和田城から街を眺め、江戸時代から300年以上続く“岸和田だんじり祭り”の歴史を体感できる「岸和田だんじり会館」を見学。だんじり製作所で祭りに注がれる情熱と伝統技に触れた後は、今年当たり年の大阪湾タチウオ・ジギング後編! 最後は地元漁師おすすめの店で、釣り上げた新鮮なタチウオを使った絶品和食を味わいます。

≪大阪府岸和田市・大阪湾タチウオ後編 放送時間≫

【関西エリア】
eo
光チャンネル:地デジ11ch 
2016年10月9・16日(日)12:00~、12(水)23:30~、14(金)22:00~、15(土)20:00~
2016年11月11日(金)22:00~、12(土)20:00~、13(日)12:00~、16日(水)23:30~
Baycom:地デジ11ch
2016年11月16・23・30日(水)23:00~、20・27(日)21:00~

【関東エリア】
tvk
:地デジ3ch
2016年11月12日(土)、12月10日(土)7:30~

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【出演者】

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案内人:佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのアドバイザーとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター:仲みゆき
◎タレント
大阪府大阪市出身。関西を中心にリポーター、MC、ナレーション等で活躍中。

リポーター:アルミカン 高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

【今回訪れた場所】

  • 大阪府岸和田市 岸和田城
  •  〃      岸和田だんじり会館
  •  〃      大下工務店
  • 大阪府堺市   釣り船「K’s(ケイズ)」
  • 大阪府岸和田市 季節料理「よこ山」

岸和田のシンボル、地名の由来となった“岸和田城”

kishiwada_0006 今回は大阪府岸和田市の旅。最初に訪れたのは、海近くに聳(そび)える岸和田城です。
 岸和田城は建武元年(1334年)、楠木正成(くすのきまさしげ)の甥である和田高家(にぎたたかいえ)が、当時“岸”と呼ばれていたこの地に城を築き、「岸の和田氏」が転じて、「岸和田」という地名になったといわれています。
 その後、羽柴秀吉の紀州征伐の拠点として再築城され、江戸時代には徳川家康の妹の子である岡部宣勝(おかべのぶかつ)が入城。岡部氏13代にわたる居城となりましたが、文政10年(1827年)に落雷で焼失。元の岸和田城は5層天守であったそうですが、明治維新を経て堀と石垣だけが残され、現在の3層3階の模擬天守は、昭和29年(1954年)に再建されたものです。また、城の前に広がる庭園「八陣の庭」は、国指定名勝に指定されており、大小さまざまな石で作庭された美しい庭越しに城を眺めることができます。

【岸和田城】
岸和田市岸城町9-1
TEL:072-431-3251
◎開場時間/10:00~17:00(入場は16:00) 
◎休場日/毎週月曜(月曜が祝日・休日の場合開場)、年末年始
◎入場料/大人300円、3館(岸和田城・岸和田だんじり会館・きしわだ自然会館)共通券:大人700円

世界中の人々を魅了する“岸和田だんじり祭り”

kishiwada_0054 地名の由来を訪ねた後は、“岸和田”といえば“だんじり”です。そこで、日本のみならず世界中から見物客が訪れる“岸和田だんじり祭り”について知ることができる「岸和田だんじり会館」へ向かいました。
 岸和田だんじり会館へは、岸和田城から徒歩約4分。祭りの歴史や貴重な資料、過去に使用されていた地車、木彫の数々、各地域で異なる半被や飾りなどが展示され、大画面で祭りの3D映像を見ることもできます。

kishiwada_0072“地車(だんじり)”とは、祭礼で奉納される“山車(だし)”の近畿一円での呼び名で、岸和田だんじり祭りの起源は、今から300年以上前の江戸時代中期。当時の岸和田藩主・岡部長泰(おさかべながやす)が、京都伏見稲荷を岸和田城内に勧請(かんじょう)し、その稲荷神社を年に1度、庶民が参拝する稲荷祭がはじまりと伝えられています。
 その後、地車を引く祭りが行われるようになると、特徴ある岸和田型地車(下だんじり)が製作され、やがて男性たちが威勢よく走らせながら直角に向きを変える“やりまわし”を行うようになりました。こうして地元の人々によって育まれ、独自のスタイルに発展した岸和田だんじり祭りは、毎年9月、10月に市内各地域で行われ、合計80台以上の地車が、街をダイナミックに走り抜けます。
 館内に入り最初に訪ねたのは、岸和田型地車がある展示室です。現存する最古の地車(200年以上前に製造)をはじめ、幕末から平成2年(1990年)まで149年間、紙屋町で実際に使用されていた地車を間近に見学しました。
 続いて体験コーナーでは、佐々木さんと仲さんのお囃子(はやし)に合わせて、高橋さんが大屋根に乗って舞う“大工方”を担当。威勢のよいかけ声で「そりゃそりゃー!」と……!? その様子は番組でぜひご覧ください。

【だんじり会館】http://www.kishibura.jp/danjiri/
岸和田市岸城町9-1 
TEL:072-431-3251
◎開場時間/10:00~17:00(入場は16:00まで)
◎休場日/毎週月曜(月曜が祝日・休日の場合開場)、年末年始
◎入場料(天守閣):大人 300円 中学生以下 無料

祭りを愛する人々が継承する伝統技

kishiwada_0144 岸和田だんじり祭りの歴史に触れた後は、地車を製作する「大下工務店」へ。大きな地車もすっぽり入る高い天井の工場に入ると、木材の心地よい香りが漂います。お話をうかがったのは、日本古来の祭り文化を守り続ける関西地車製作事業協同組合の理事長を務め、歴史ある伝統技を全国に広めている代表の大下孝治さんです。

kishiwada_0105 大下工務店では新調される地車のほかに、年間20台近くの地車を修理するそうですが、工場には1週間後に納品を控えた完成間近の地車が置かれていました。地車の製作には3年から5年の歳月がかかりますが、一台一台、地域によって多岐にわたる要望を叶えながら、熟練した職人たちが匠の技を注ぎ、精魂込めて作ります。 また、日本には5か所製作するところがありますが、そのうちの4つが岸和田に。それは、祭りを愛する人々によって培われた伝統と技が、今も変わらずこの地で受け継がれていることを物語っています。

【大下工務店】http://www.kanjikyo.com/about/oshita
大阪府岸和田市土生町2-7-38
TEL:072-432-6924

今年、大阪湾当たり年のタチウオ・ジギングを満喫

sakai_0143 大阪を代表する“岸和田だんじり祭り”の歴史と伝統、祭りへの熱い情熱に触れた後は、前回に続き“釣って楽しい、食べて美味しい魚”として、関西でもますます熱を帯びているタチウオ・ジギング後編です。
 タチウオ・ジギングについてのおさらい、リーダーとファイティングリーダーの結び方などは番組中で、また前回の【大阪府堺市編・大阪湾タチウオ・ジギング前編】のブログでも紹介していますので、そちらをぜひご覧ください。


(佐々木さんのワンポイントアドバイス)

 紀伊水道沖の深場で越冬したタチウオは、海水温が上昇する6月過ぎから産卵のため大阪湾に入りはじめ、低水温期に入る前の11月末頃より湾外へ出て紀伊水道沖へ向かいます。このため大阪湾のタチウオ釣りは、梅雨明けから徐々に魚影が濃くなり、8月の立秋過ぎから11月末までがベストシーズンです。
 北上したタチウオが大阪湾内に滞留する10月末になると、大阪湾の堤防からタチウオが釣れるほどですが、船釣りでは深場へ戻るタチウオ狙いで12月も楽しめます。

sakai_0508 タチウオの回遊ルートは、淡路島を挟んで東周りと西周りの二つです。このためタチウオが大阪湾にたどり着くまで、東周りのタチウオが釣れる和歌山県由良沖・兵庫県淡路島洲本沖・大阪湾、西回り鳴門海峡経由のタチウオが釣れる兵庫県神戸沖・須磨沖とでは、釣れる時期にズレがあり、魚影も潮回りによって異なります。今回は大阪湾から出港し、神戸沖のポイントでタチウオを狙いました(8月末)。
 タチウオは寒くなるにつれ数は減っていきますが、次第に脂ものってサイズアップし“ドラゴン”と呼ばれる大物に出合えるのも夢ではありません。また今年、大阪湾は当たり年といわれ好釣果が出ているので、タチウオ・ジギング未体験の方も、ぜひこのチャンスにチャレンジしてみてください。

 


sakai_0388 前回の放送では、開始早々タチウオの連続ヒットに恵まれ、確実に釣果を伸ばした3人。引き続きタチウオが泳ぐタナ(棚:魚が泳いでいる層)ををジギングの基本、竿を1回上げる(シャクる)と同時にリールを1回巻く“ワンピッチ・ジャーク”でリズムよく探っていきます。するとまたもヒット続出! 良型のタチウオを続々と釣り上げます。


sakai_0290 タチウオは群れで泳ぐため、群れに遭遇できるか否かで釣果に差が出ますが、誰かがヒットしたら同じタナを的確に攻められるかも勝負の分かれ目。水深がわかるカウンター付きのリールを使用するのが断然有利です。
 功を奏して歓声が次々と上がる船中でしたが、タチウオは歯が鋭いため、釣り上げたらタチウオ用ハサミでつかんで針を外すこともお忘れなく。


sakai_0462 順調にタチウオを釣り上げたところで、潮の変わり目を狙って大阪湾でこの時季(8月末)ジギングで楽しめる青物を狙うため、ポイントを移動。根掛かりをしないようにジグが着底したら、すぐにアクションを開始します。
 するとさっそく、仲さんがハマチをゲット! 続いてポイント移動のためジグを巻き上げていた高橋さんの竿が、中層でググッと引き込まれます。タチウオとは違う引きに期待しながら巻き上げると、小ぶりながらサゴシ(サワラ)をゲット! 思いもよらない時に魚が掛かってしまうのも、釣りの楽しいところです。


sakai_0355 潮が変わったところで、再びタチウオを狙って神戸沖へ移動します。すると高橋さんが、今回一番のサイズ、指5本以上のタチウオを見事釣り上げたところで、今回は納竿。タチウオの数も釣れ、ハマチとサゴシも釣り上げた、大満足の釣果となりました。


【フィッシングガイドサービス K’s(ケイズ)】 http://www.ks-osaka.jp
大阪府泉佐野市住吉町 食品コンビナート北岸壁  
TEL:090-8375-5454

 


【今回使用したシステム】
【ロッド】佐々木洋三/ゲーム サーベルチューンB66ML、リポーター/グラップラー B631
【リール】佐々木洋三/グラップラーCT 150HG、リポーター/オシア カルカッタ 300HG
【ライン】マスターシップ船EX8 PE1号
【リーダー】佐々木洋三/フロロカーボン24ポンド(6号)、リポーター/フロロカーボン30ポンド(8号):2ひろ半
【ファイティングリーダー】ナイロン100ポンド(24号):50㎝
【ルアー】スティンガーバタフライ センターサーディン70~135g
【フック】バーブレス2本針をジグの前後にセット
【リーダーとルアーの接続】平打ちリングにリーダーを結束しスプリットリングでジグに接続

釣りたてタチウオの絶品和食に舌鼓

kishiwada_0178 今回、釣り上げた魚を持ち込み調理していただいたのは、大阪府泉大津市にある「季節料理 よこ山」です。地元の漁師さんからも「鮮度の良い料理が食べられる」と評判の店で、釣り上げたタチウオ、ハマチ、そしてサゴシを調理していただきました。
『太刀魚湯葉あんかけ』は、タチウオの薄く細長い身を贅沢に編み上げる“網代結び”にしてから調理。編むことで厚みが増し、フワフワとしたタチウオの白身にトロリとした湯葉入り餡が絡み、松茸の香りが華を添えて何ともいえません。釣り人だからこそ味わえるタチウオの卵は、大根で巻いて『太刀魚の卵うま煮』に。しっとりふんわりとした卵を、出汁が染み込んだ歯ごたえのある大根が引き立てます。もちろん鮮度抜群、釣りたてのタチウオ、ハマチ、サゴシのお造りもいただきました。

 岸和田の歴史と文化に触れ、大阪湾でタチウオ・ジギングを楽しんだ今回の旅。岸和田だんじり祭りが行われる9月~10月初旬は、大阪湾のタチオウ釣りもシーズン真っ盛り。タチウオ釣りに出かける際はぜひ、岸和田を訪ねてみてはいかがでしょうか?

【季節料理 よこ山】
大阪府泉大津市穴田56ー2
TEL:0725ー26ー0000
◎営業時間/17:00~24:00(LO.23:30)
◎定休日/日曜

 

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~大阪府堺市・大阪湾タチウオ前編~


堺市が世界に誇る古墳を訪ね地元グルメを味わい、タチウオ・ジギングを満喫!

 1500年以上の時を超え、堺市のシンボルであり続ける仁徳天皇陵古墳を上空から眺めた後は、自然あふれる古墳周辺を散策。旬のフルーツを使った関西で人気の和菓子を味わい、堺魚市場内で真夜中に行列ができる店で、新鮮なネタを使った天ぷらに舌鼓。そして、天ぷらで味わったタチオウを自ら釣り上げようと大阪湾を出港し、タチウオ・ジギングを楽しみます!

≪大阪府堺市・大阪湾タチウオ前編 放送時間≫

【関西エリア】
eo
光チャンネル:地デジ11ch 
2016年10月1・8日(土)20:00~、2日(日)12:00~、5日(水)23:30~、7日(金)22:00~
2016年11月2・9日(水)23:30~、4日(金)22:00~、5日(土)20:00~、6日(日)12:00~
Baycom:地デジ11ch
2016年11月2・9日(水)23:00~、6・13(日)21:00~

【関東エリア】
tvk
:地デジ3ch
2016年11月5日(土)、12月3日(土)7:30~

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【出演者】

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案内人:佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのアドバイザーとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター:仲みゆき
◎タレント
大阪府大阪市出身。関西を中心にリポーター、MC、ナレーション等で活躍中。

リポーター:アルミカン 高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

【今回訪れた場所】

  • 大阪府堺市 堺市役所展望台
  •  〃    仁徳天皇陵古墳
  •  〃    和菓子「一心堂」
  •  〃    天ぷら「大吉」
  •  〃    大阪湾チャーター船「K’s(ケイズ)」

堺の歴史を語る日本最大・世界三大墳墓の仁徳天皇陵古墳

sakai_0049 今回の大阪府堺市の旅は、堺市役所の展望ロビーからスタートします。
 堺市は西に大阪湾、北部は大阪市に面する商業地域として栄え、東部と南部は大阪のベットタウンとして、人口・面積共に大阪府内第2位の都市です。
 堺市役所21階(地上80m)の回廊式展望ロビーからは、遠くに六甲山、関西国際空港、生駒山など360度の眺望が楽しめ、午後9時まで入場できるため夜景スポットとしても人気です。
 そして堺市といえば、歴史の教科書で誰もが学んだことのある仁徳天皇陵古墳(大仙陵古墳)。エジプトのクフ王のピラミッド、秦の始皇帝陵とともに世界三大墳墓の一つとしても有名で、展望ロビーから眼下に望むことができます。

sakai_0055 壮大な仁徳天皇陵古墳を上空から眺めた後は、地上から古墳を見学。江戸時代には石棺などの埋葬施設が露呈していたそうですが、現在は樹木が生い茂り、三重濠の水辺に守られて数々の生物が生息する堺市のオアシスです。1500年以上の時を経て、地元の人々から「仁徳さん」「御陵さん」と親しみを込めて呼ばれながら、悠久の時を今に伝えています。

sakai_0059 古墳内には入ることはできませんが、外周に沿って周遊路が整備されており、隣接する大仙公園北側に拝所が設けられています。また、大仙公園を挟み南側には、日本で三番目に大きい履中天皇陵古墳(りちゅうてんのうりょうこふん)も隣接。市内には、大小合わせて100基を超す古墳が発見されていますが、現在確認できるものは半壊状態のものを含め44基。堺市は、これら「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録を目指しています。

sakai_0065 そこで堺市の名物広報課長として人気急上昇中の“はにわ課長”さんに、仁徳天皇陵古墳についてお話をうかがいました。
 前方後円墳の墳墓形状は日本独自のもので、なかでも最大の仁徳天皇陵古墳の全長は堀を含めると894m、全周は2.85km。5世紀中頃の築造といわれますが、完成までにかかった年数や動員数など番組で紹介していますので、ぜひご覧ください。

【堺市役所・21階展望ロビー】
堺市堺区南瓦町3-1 
TEL:072-233-1101 
◎開館時間/9:00~21:00 ◎年中無休

【大仙公園・仁徳天皇陵古墳】
堺市堺区大仙町

旬の果物を使った関西で人気のフルーツ大福

sakai_0093 続いて訪れたのは、大阪の有名百貨店でも大人気! 堺市に本店を構える、創業60年の老舗和菓子店「一心堂」です。白餡、黒餡、練乳、大粒の“あま王”を使った4種類のいちご大福、スイカ、メロン、完熟マンゴー、桃、葡萄、柿など、年間を通して約15種類におよぶ旬の果物を使ったフルーツ大福が有名です。
 使用する果物の産地や季節にこだわり、小豆は大粒の丹波大納言、白餡には北海道産の手ぼう豆、紀州熊野の「冨田の水」を使用。果物の美味しさを保つために、冷たいままでも柔らかさを失わない独自製法の餅で包み、果物の種類や状態によって餡の比率を変えているそうです。
 撮影時に販売されていたフルーツ大福は、いちご、スイカ、みかん、梨、葡萄など、写真の合計11種類。果物のフレッシュな美味しさとみずみずしさが口の中いっぱいに広がり、果物、餡、餅の三味一体のバランスがなんともいえません。関西で「フルーツ大福といえば“一心堂”」といわれるほど大人気のこちらは、インターネットから取り寄せ可能です。

【一心堂】http://www.issindo-osaka.com/index.html
大阪府堺市東区日置荘原寺町19-7
TEL:072-285-6798
◎営業時間/9:00~19:00
◎定休日/水曜

真夜中でも並んで食べたい厳選素材の揚げたて天ぷら

sakai_0017 さらに堺の味を満喫しようと向かったのは、堺魚市場の一画にある天ぷら店「大吉」です。平日は深夜0時、休日は23時に開店し、翌朝9時半まで営業する「深夜にしか開かない幻の店」として噂を呼び、美味しい天ぷらを求めて、夜更けにもかかわらず長い行列ができる人気店です。
 天ぷらのネタは、さすが魚市場内の店舗。新鮮な魚介類、肉類、野菜類など、日替わりで約30種類。価格は100円からとリーズナブルで、注文後に目の前で揚げた熱々の天ぷらがいただけます。

sakai_0023 今回は、旬の食材を厳選した店長おすすめの「天ぷらの盛り合わせ(7品)」を注文。この日のネタは、タチウオ、海老、穴子、鱚(キス)、蟹(カニ)、シシトウ、ちくわ。名物のアサリの味噌汁とご飯も一緒にいただきました。海老はプリッとタチウオも鱚も穴子も身がフワフワ! 素材それぞれの美味しさを際立たせた、絶妙な揚げ加減です。
 ちなみに大吉のルールは、注文を自分で紙に書くことと、アサリの味噌汁の殻は床に捨てること。夜が苦手な方は休日の朝、釣りに出かける前など、大吉の天ぷらを味わいにでかけてみてはいかがでしょうか?


【大吉】
大阪府堺市堺区栄橋町2-4-28 堺市場内
TEL:072-233-8418
◎営業時間/平日 0:00~翌9:30、土・日・祝日 23:00~翌9:30
◎定休日/月曜(日曜深夜)

初秋の大阪湾でタチウオ・ジギングを満喫!

 タチウオの天ぷらを味わったところで、今度はその“引き味”を楽しもうとタチウオ・ジギングに出かけました。泉佐野食品コンビナート港で今回お世話になる釣り船「K’s(ケイズ)」に乗り込む前に、まずは仕掛け作りです。


佐々木さんのワンポイントアドバイス

 ジギングは餌を使わずに“メタルジグ(通称:ジグ)”と呼ばれるルアーを使い、鋭い歯を持つタチウオの歯から簡単に針が外せるように“返しのないフック(針)=バーブレスフック”を装着します。そして、鋭い歯で切られてしまわないように、リーダーの先に太い“ファイティングリーダー”を結びましょう。今回は、簡単に強く結べる方法を紹介します。

【ファイティングリーダーの結び方/オルブライトノット】

sakai_0110(1)ファイティングリーダーを左手に持ち、先を二つ折りにして輪(ループ)を作る。
(2)細い方のリーダーを30㎝ほどループに通し、左指でファイティングリーダーが交差している部分を押えたまま、細いリーダーをループ先端に向かって、しっかりと巻きつけいく。
(3)10回程度巻いたらループに通し、巻きつけた部分をループ先端へずらしながらしっかりと締めあげる。
※巻きつけた部分を少し湿らせ、最後の締めつけ時にリーダー元を歯で咥えて固定しながらひっぱるとしっかりと結べます。
オルブライトノット
(4)残り糸のほつれ防止・巻き終わりの処理/残った細いリーダーを上からリーダー元に回し結び、次に下からリーダー元に回し結ぶ(ハーフヒッチ)。再び残ったリーダーを上からリーダー元に回し、できた輪の中に2回通して結ぶ。
(5)両リーダーの余った部分を炙り、抜け止めの玉を作れば完成。

 ファイティングリーダーを結び終えたらラインをロッド(竿)のガイドに通し、ジグを付けます。

【リーダーとジグ、針の付け方】

sakai_0135(1)ジグに平打ちリングをセットしたスプリットリングを取り付け、その平打ちリングにファイティングリーダーを通す。
(2)ファイティングリーダーを上からリーダー元に回し、輪の中に2回通してリーダーを少し湿らせてしっかりと結ぶ。
(3)今後は逆に、ファイティングリーダーを下からリーダー元に回し、輪の中に2回通してリーダーを少し湿らせてしっかりと結び、余分はカットする。
(4)リーダーとジグが接続されたら、平打ちリングが付いた針をジグ側(上下)のスプリットリングに取り付ける。

 この結び方と取り付け方は番組で紹介していますので、参考にしてください。

 

 準備が整ったら大阪湾を出港! 約45分で神戸沖のポイントに到着です。
sakai_0152 タチウオは“タナを釣る”といわれるほど、タチウオが泳ぐタナ(棚:魚が泳いでいる層)でアプローチできているかどうかが釣果を左右します。そのため、船長が教えてくれるタナの位置を適格に捉えることがポイントです。
 まずはジグの動きで魚を誘うジギングの基本、竿を1回上下させると同時にリールを1回巻く“ワンピッチ・ジャーク”を佐々木さんがレクチャーしていた1投目でさっそくヒット! 指4本サイズのタチウオを釣り上げると、時合いを逃すまいと仲さんと高橋さんも釣りを開始。佐々木さんはカウンター付きのリール(グラップラーCT 150HG)を使用し、探見丸(魚群探知機)で把握したタチウオの泳層を的確に攻めていきます。

sakai_0163sakai_0167 すると仲さんも1投目でヒット! 後ずさりして泳ぐことができるタチウオ独特の強い引き味を楽しみます。そしてすかさず高橋さんもヒットし、開始早々、3人連続で良型のタチウオを釣り上げました。
 今年大阪湾近辺は、タチウオの当たり年! その後も順調に釣果を伸ばし……この続きは、次回放送で紹介しますのでお楽しみに!


【フィッシングガイドサービス K’s(ケイズ)】 http://www.ks-osaka.jp
大阪府泉佐野市住吉町 食品コンビナート北岸壁
TEL:090-8375-5454

 


【今回使用したシステム】
【ロッド】佐々木洋三/ゲーム サーベルチューンB66ML、リポーター/グラップラー B631
【リール】佐々木洋三/グラップラーCT 150HG、リポーター/オシア カルカッタ 300HG
【ライン】マスターシップ船EX8 PE1号
【リーダー】佐々木洋三/フロロカーボン24ポンド(6号)、リポーター/フロロカーボン30ポンド(8号):2ひろ半
【ファイティングリーダー】ナイロン100ポンド(24号):50㎝
【ルアー】スティンガーバタフライ センターサーディン70~135g
【フック】バーブレス2本針をジグの前後にセット
【リーダーとルアーの接続】平打ちリングにリーダーを結束しスプリットリングでジグに接続

 

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~和歌山県・加太編~


無人島を散策し日本の醤油発祥の地へ 釣ったマダイが絶品イタリア料理に変身!

 紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島に上陸し、歴史的建造物群と自然を散策。日本における醤油造り発祥の地で、その歴史と味に触れた後は、友ヶ島を眺めながら鯛ラバでマダイ釣り。釣り上げたマダイは、同船した釣り好きオーナーが営む店でイタリア料理に調理していただきます!

≪~和歌山県・加太編~放送時間≫

【関西エリア】
eo
光チャンネル:地デジ11ch 
2016年8月12日(金)22:00~、13日(土)20:00~、14日(日)12:00~、17日(水)23:30~
2016年9月10・17日(土)20:00~、11日(日)12:00~、14日(水)23:30~、16日(金)22:00~
Baycom:地デジ11ch
2016年9月21・28日(水)23:00~ 18・25(日)21:00~

【関東エリア】
tvk
:地デジ3ch
2016年9月17日(土)、10月15日(土)7:30~

番組を見る

_M5A3946

【出演者】

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案内人:佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのアドバイザーとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター:仲みゆき
◎タレント
大阪府大阪市出身。関西を中心にリポーター、MC、ナレーション等で活躍中。

リポーター:アルミカン 高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

【今回訪れた場所】

  • 和歌山県和歌山市加太 友ヶ島(沖ノ島)
  •  〃  有田郡湯浅町 「湯浅醤油 丸新本家」
  • 大阪府泉南郡岬町淡輪 釣り船「白墨丸」
  •  〃 堺市  「新月」

紀淡海峡に浮かぶ無人島・友ヶ島

TOMOGASHIMA_0061 今回は、和歌山県和歌山市加太(かだ)周辺の旅。
 加太は大阪府に近い和歌山県北西端にある街で、大阪市内から阪南道路などを利用して、車で約1時間30分。万葉集の時代は“加太=形見”と呼ばれ、「藻刈り舟 沖漕ぎ来らし 妹が島 形見の浦に 鶴翔る見ゆ」と詠まれたほど歴史ある景勝地です。また、この和歌に詠まれている“妹が島”は、加太沖に浮かぶ“友ヶ島”を指し、友ヶ島は瀬戸内海国立公園の紀淡海峡(きたんかいきょう)に浮かぶ地ノ島、神島、沖ノ島、虎島の四島を合わせた総称です。

SENSYU_M5A4816 そこで、加太港から観光船でおよそ20分。友ヶ島のなかで最も大きい沖ノ島を紀州語り部・観光ガイド和歌山の松浦光次郎さんに案内していただきました。友ヶ島は明治時代以後、海外から侵入する艦船を防ぐため砲台などの要塞が築かれ、第二次世界大戦時には旧・日本軍の軍用地として一般の人々の上陸が禁止された島。島内には計6カ所の砲台跡、明治5年に日本で8番目に造られた洋式灯台、大戦当時の将校官舎、海軍聴音所、軍用道路などが今も残されています。
 なかでも第3砲台周辺の風景は、スタジオジブリの作品『天空の城ラピュタ』に登場する“天空の城”を彷彿させると話題になり、ひんやりとしたレンガ造りの壁面、抜けた天井を覆うように茂る樹々の隙間からこぼれ落ちる陽光が、訪れた人々の感情を揺さぶります。

可憐に咲くハンゲショウの希少な自然群生地

TOMOGASHIMA_0067 島内の散策を続けると、撮影時に開花を迎えたハンゲショウの花が、蛇ヶ池(じゃがいけ)周辺に咲いていました。湿地帯に植生するハンゲショウは、地域によって絶滅危惧種に指定されているドクダミ科の多年草植物で、別名はカタシログサ(片白草)。暦のうえで夏至から11日目を指す“半夏生”の頃に花が咲くことから“半夏生”、開花に合わせて葉が化粧をしているように白くなり、開花を終えると緑の葉に戻ることから“半化粧”とも書かれる、可憐で不思議な植物です。このほかにも友ヶ島には、長年無人島であることから珍しい植物が残され、約400種類もの植物に出会うことができます。
 最後に紀淡海峡が見渡せる海岸沿いの第2砲台跡を見学し、散策は終了。友ヶ島は、過去の痕跡を辿りながら、手つかずの自然に触れることができる島です。

【友ヶ島汽船】http://tomogashimakisen.com/
和歌山県和歌山市加太港
TEL/073-459-1333

日本の醤油造り発祥の地で食文化の軌跡に触れる

SENSYU_M5A4969 友ヶ島を後にし、加太港から少し足を延ばして日本の醤油造り発祥の地へ。和歌山県有田郡湯浅町で昔ながらの醤油造りを行う、明治14年(1881年)創業の老舗「湯浅醤油 丸新本家」を訪ね、宮本雅司さんの案内で仕込み樽の見学、櫂(かい)入れ体験をさせていただきました。
 丸新本家の醤油造りは、130年以上前から使い続けている吉野杉の木樽を用いて、仕込みから完成まで約2年半。丹精込めて造る、昔ながらの天然醸造醤油です。

TOMOGASHIMA_0096 湯浅醤油は濃口でありながら、まろやかで深みのあるうま味、すっきりとキレのある酸味がほどよく残り、刺身や寿司などの魚料理によく合います。この特徴は古来、漁師文化が育まれてきた紀州の地ならではのもの。そして、湯浅の醤油は鎌倉時代以降、紀州漁師の技と共に黒潮に乗って日本各地に伝播し、1645年には下総国銚子(現・千葉県銚子市)にて、江戸へ納めるための本格的な醤油醸造業が、紀州出身者によって開始されました。
 和歌山県と同じ地名、勝浦、白浜などが千葉県に存在するのも、紀州の人々が移り住んだ痕跡といわれ、魚を求めて黒潮に乗って紀州から移動した漁師は多数おり、千葉県いすみ市では紀州発祥のマダイ釣りの釣法「紀州ビシマ釣り」が、今も受け継がれています。
 そこで古来、紀州漁師が愛した海で、日本の食文化形成に多大な影響を与えた湯浅の醤油に合う魚を現代の漁具系ルアー“鯛ラバ”で釣ろうと、マダイ釣りにでかけました。

【湯浅醤油 丸新本家】http://www.marushinhonke.com
和歌山県有田郡湯浅町湯浅1466-1
TEL/0120-345-193
◎蔵見学・櫂入れ体験/9:00~16:00(要予約)

友ヶ島を眺めながらマダイの名ポイントで鯛ラバを楽しむ

SENSYU_0153 翌日、大阪府泉南郡岬町の淡輪漁港を出船し、鯛ラバでマダイ釣りへ。今回お世話になる白墨丸に乗り込み、先に散策した友ヶ島の沖、紀淡海峡のポイントへ向かって出発。水深80~100mの大マダイが居るポイントを中心に、今回も船の片側で釣る“ドテラ流し”で鯛ラバを行いました(ドテラ流しについては『大阪府・泉州編』のブログで説明していますので、そちらもぜひご覧ください)。
 まずは水深65mのポイントのボトム(底)付近にマダイの魚影を確認し仕掛けを投入した瞬間、高橋さんがさっそくヒット! 「まさか1投目、着底後すぐにヒットするなんて!?」と驚きながら良型のマダイを釣り上げると、船中士気が上がります。
 すると続けざまに同船した釣り人、川口昌高さんもヒットし、赤味がかった鮮やかなピンク色のマダイをゲット。すると高橋さんが再びヒットし、先ほどより少々小ぶりですが、2匹目のマダイを釣り上げます。

SENSYU_0218SENSYU_0220 しかしその後状況は一変し、潮の流れが緩くなるとパタリとアタリが遠のきます。そのなか船長の秋山智一さんが「“止まり”といって潮の流れが緩くなると、大きなマダイが釣れることがあります」との言葉に、仲さんと高橋さんは、未だ手にしたことがない大マダイを夢見てやる気全開に。
 するとその矢先、佐々木さんの竿がグイッと大きくしなります。さすが、チャンスを適格に捉えた佐々木さんが、この日一番のサイズ、ヒレがピンシャンと大きい50㎝オーバーのマダイを釣り上げました。


佐々木さんのワンポイントアドバイス

SENSYU_0272 今回は水深が深めのポイントでしたので、鯛ラバのヘッドは100g、115g、『集魚ネクタイ ビビットカーリー』を付けてマダイを狙いました。ビビットカーリーは、仕掛けをゆっくり巻き上げる低速巻きでもよく動くため、マダイへのアピール度が高いネクタイです。潮の流れが緩くなったときや低水温で喰い渋ったときにも効果があります。
 ビビットカーリーを付ける場合、ラバーを外して『鯛虫ピン』や『トルクストレート』と組み合わせるのもおすすめです。
 潮が変化すると、それまで付けていたネクタイがヒットしなくなったり、今までヒットしなかったネクタイに喰ってきたります。鯛ラバ『炎月月華TG』シリーズは、船上でも素早くネクタイを交換できる『スルスルパーツ』を装備しているので、状況が変化したら、ネクタイの色やタイプを積極的にチェンジすることが、鯛ラバで釣果を上げるポイントです。
 「この季節のこの場所、こんな潮のとき、このネクタイで大物が釣れた」などとアタリのネクタイを探りながら、自分なりにアーカイブを積み重ねていくと、鯛ラバもより楽しくなりますよ。

 

SENSYU_0258 その後、川口さんがマダイを釣り上げると雨が強くなってきたため、今回はここで納竿。良型のマダイ複数を手に港へ戻ると船長が、マダイを絞めて最高の状態で持ち帰れるようにしてくれました。実は一緒に釣りを楽しんでいた川口さんは、イタリアンバールとスペインバルを兼ね備えた店を営む釣り好きのオーナー。そこでさっそく、川口さんのお店で、釣ったマダイを調理していただこうと向かいました。

【白墨丸】http://www.shirosumimaru.com/
淡輪漁港:大阪府泉南郡岬町淡輪4582
TEL/090-9871-1091

 


【今回使用したシステム】
【ロッド】佐々木洋三/炎月プレミアム B69L-S  リポーター/炎月SS B610ML-S
【リール】佐々木洋三/炎月100PG  リポーター/炎月CT 100PG
【ライン】マスターシップ船EX8 PE1号、PE0.8号
【リーダー】フロロカーボン12ポンド(3号)、16ポンド(4号)/3m
【ルアー】炎月 月華TG(100g、115g)、集魚ネクタイ・ビビットカーリー など
【針(フック)】標準改 FFチヌ#7

釣ったマダイを使って絶品イタリア料理に舌鼓

TOMOGASHIMA_0124 川口さんのお店は、南海高野線「堺東」駅から徒歩3分。銀座通り商店街の中にある「Espetaliaエスペリア」です。新鮮な食材を使ったイタリア料理とスペイン料理が人気の店で、ご自身で釣られた魚を店で出すこともあり、新鮮な魚をお客さんが味わい、喜ぶ姿を見られることも釣りの醍醐味だと感じているそうです。

TOMOGASHIMA_0133 今回のマダイメニューは3品。『真鯛のカルパッチョ』は、乾煎りしたパン粉、オニオンスライスとイクラの食感がアクセントになり、酸味の中にほんのりゴマ油が香るカルパッチョソースが、釣りたてのマダイの身とよく合います。2品目はフワフワに蒸したマダイの身とカリッと焼き上げた皮との食感が絶妙で、季節野菜と2種類のソースでいただく『真鯛のヴァポーレ』。最後は贅沢にマダイを1匹使った『真鯛のアクアパッツァ』でしめくくりました。
 さすが、魚の王様と称されるマダイは、料理のバリエーションも豊富に楽しめることを知ったエスペタリアの料理。自分で釣り上げたマダイであれば美味しさもひとしおで、釣り旅ならではの大満足の晩餐となりました。

【エスペタリア】
大阪府堺市堺区北瓦町1-5-23
TEL/072-275-6542
◎営業時間/ランチ11:30~14:30(LO.14:00)、ディナー16:30~23:00(LO.22:30)、バー16:30~1:00(LO.0:00)
◎定休日/月曜

 

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~大阪府・泉州編~


伝統野菜に海の幸、大阪南西部泉州の食と釣り

 古来、水の都・大阪の食文化を支え、今再び脚光を浴びる「なにわ伝統野菜」を訪ねて泉州へ。泉州のソウルフードとして親しまれる珍名魚を味わった後は、淡輪漁港から鯛ラバ釣りへ出発! 釣り上げたマダイと伝統野菜を持ち帰り、素材を存分に活かした旬の美食を味わいます。

≪~大阪府・泉州編~放送時間≫
【関西エリア】
eo
光チャンネル:地デジ11ch 
2016年8月3・10日(水)23:30~、5日(金)22:00~、6日(土)20:00~、7日(日)12:00~
2016年9月2・9日(金)22:00~、3日(土)20:00~、4日(日)12:00~、7日(水)23:30~
Baycom:地デジ11ch
2016年9月 7・14日(水)23:00~ 4・11(日)21:00~

【関東エリア】
tvk
:地デジ3ch
2016年9月10日(土)、10月8日(土)7:30~

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SENSYU_3850

【出演者】

SENSYU_0282

案内人:佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのアドバイザーとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター:仲みゆき
◎タレント
大阪府大阪市出身。関西を中心にリポーター、MC、ナレーション等で活躍中。

リポーター:アルミカン 高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

【今回訪れた場所】

  • 大阪府泉佐野市 りんくう公園
  •  〃 貝塚市 「中出農園」
  •  〃 泉佐野市「かねひろ」
  •  〃 泉南郡  釣り船「白墨丸」
  •  〃 堺市  「新月」

水の都・大阪、海と大地の恵みあふれる泉州を訪ねる

SENSYU_0283 今回は、大阪府泉州(せんしゅう)周辺の旅。泉州は大阪府南西部の地域名称で、堺市などがある泉北地域、岸和田市などがある泉南地域に分かれます。そして最初に訪ねたのは、大阪市内から有料道路を利用して40分ほど、泉南地域にある泉佐野市と田尻町にまたがる「りんくう公園」です。
 関西国際空港開港の2年後に開園したこの公園には、海と緑に触れ合うための施設があり、関西国際空港連絡橋、飛行機の離着陸、撮影時はあいにくの曇り空でしたが、遠くに明石海峡大橋や淡路島を望むことができます。
 現在、海上の関西国際空港が世界に通じる大阪の空の玄関口であるように、大阪は古来、江戸の八百八町に対して八百八橋といわれ、文字通り海と川の恩恵を受けた「水の都」として発展してきました。

【りんくう公園】 http://rinku.osaka-park.or.jp
泉佐野市りんくう往来北1-271
TEL/072-469-7717

天下一品のみずみずしさ!なにわ伝統野菜・泉州水ナス

SENSYU_0318 水の都の地の利を活かし、江戸時代から「天下の台所」として幅広い食文化が育まれてきた大阪ですが、近年、その台所を支えてきた「なにわ伝統野菜」が注目されています。
 伝統野菜とは、日本各地域で古くから採種を繰り返し栽培していくなかで、その土地の気候風土にあった地域独特の野菜として確立された品種のこと。生命力にあふれ、個性豊かで味わい深いのが特徴ですが、季節限定の収穫で形が不揃いであったり手間もかることから、栽培が安定した品種改良野菜の大量生産が主流になると、次々に店頭から消えていきました。しかし近年、この伝統野菜を見直そうという機運が全国的に高まり、大阪でも「なにわの伝統野菜」の発掘と復活の取り組みが進められているのです。

SENSYU_0307SENSYU_0314 そこで泉州地域の伝統野菜であり、7月、8月に最盛期を迎える「泉州水ナス」を栽培する「中出農園」を訪ねました。泉州地域は地質的にも気候的にも水ナス栽培に適しており、なかでも三代目である兄の中出庸介さん、弟の達也さんが栽培する水ナスは、全国各地から注文が入るほどの人気です。
 中出さんに泉州水ナスの特徴をうかがうと、アクが少なく甘みもあり皮も柔らかく、ナスに含まれる水分は、なんと90%以上。抗酸化作用の働きがあるポリフェノールも豊富に含まれ、見た目では敬遠されがちな傷がある水ナスの方が、ポリフェノール含有量が高く、ヘタの部分にトゲがあるのが新鮮な証拠であり、ヘタの下に白い成長線がしっかりと出ているものが、良く育った水ナスの見分け方だそうです。『水なす漬け』をいただくと、ジューシーな水ナスの美味しさが、口いっぱいに広がりました。
 中出農園の泉州水ナスの収穫期は、3~9月末頃。採れたての泉州水ナスをはじめ、地元泉州産の天日塩とエコ米の糠、北海道産利尻昆布を用いた保存料・合成着色料未使用の水なす漬けは、インターネットから注文可能です。

【中田農園】 http://www.nakadefarm.com/
大阪府貝塚市澤703
TEL/090-1486-1174
◎営業時間:10:00~18:00
◎定休日:月曜

泉州のソウルフード珍名魚“ガッチョ”

SENSYU_0328 続いての泉州名物を訪ねて向かったのは、「餌にがっつく」という意味から泉州で“ガッチョ”と呼ばれる“ネズミゴチ (スズキ目ネズッポ亜目ネズッポ科)”のから揚げ店「かねひろ」です。
 ネズミゴチは日本各地で呼び方が異なり、関西ではテンコチやテンゴチ(関東では一般的にメゴチ)。海水のきれいな内湾の浅い砂地に生息する小魚で日本各地に生息していますが、海浜部の水質や環境が変わったことで減少し、とくに関東では現在、江戸前天ぷらの高級食材として珍重されています。
 泉州では夏の旬魚、おやつ代わりや酒の肴として食されてきた『がっちょのから揚げ』ですが、かねひろのから揚げは、頭を落として開いた後、日本酒と塩で下味をつけて冷蔵庫で1日寝かしたものに片栗粉をまぶして高温で揚げます。淡泊な白身の味わい、サクサクの骨が後をひく美味しさです!

【かねひろ】http://gaccho.jp/
泉佐野市旭町8-14
TEL/072-462-8421
◎定休日:水曜・日曜

泉州・淡輪から出船しマダイの名ポイントで鯛ラバを楽しむ

SENSYU_0005 翌朝は泉州・泉南郡岬町の淡輪漁港を出船し、鯛ラバでマダイ釣りへ。まずは今回お世話になる白墨丸に乗り込み、システムを作ります。
 ガイド(ラインを通すリング)の向きを合わせてロッド(竿)を継いだら、ロッドの手元部分にあるリールシートの上側にリールの脚を差し込んでから、リールシートのストッパーを回してリールを固定します。リールをセットしたら、ラインに結束したリーダー(フロロカーボンライン)をガイドに通していきます。そして、鯛ラバ仕掛けのヘッドとネクタイを選び、ヘッドの穴の小さな方からリーダーを通し、続いてネクタイ上部のゴム管からリーダーを通して針をセットしたリングに結べば完成です。

SENSYU_0034 午前5時15分に出船すると、今にも雨が降り出しそうな曇り空のなか、およそ20分で友ヶ島周辺のポイントに到着です。

 


佐々木さんのワンポイントアドバイス

SENSYU_3934 今回は、船の片側で釣る“ドテラ流し”で鯛ラバを行いました。ドテラ流しは、潮流を船の真横から受ける状態で操船し、ある程度風と潮流に任せながら流して釣る方法です。
 潮を真横に受けて船が流されていくドテラ流しでは、仕掛けは前斜め方向に出ていきます。そのため「仕掛けが着底したら巻き上げ、マダイがいる層を通過したら再び仕掛けを着底させて巻き上げる」という動作を繰り返していくと、ラインはどんどん長く出ていきます。ラインが長く出るにつれて底が取りにくくなるので、着底感がわからなくなったら、一度仕掛けを回収して落とし直すとよいでしょう。
 その繰り返しをこまめに行うことで、結果的にポイントを広く探れるため有利とされています。鯛ラバの仕掛けがボトムを斜めにトレースしていくため、マダイと出会うチャンスが多くなる釣り方なのです。

 

SENSYU_0105 釣りを開始すると、さっそく一投目で佐々木さんがヒット! 型のよいマダイを釣り上げた直後に仲さんにもアタリがきますが、つい慌ててしまい痛恨のバラシ。続けて高橋さんもヒットし、慎重にリールを巻き上げると小ぶりながら美形のマダイをゲットしました。
 その後、潮がゆるくなりマダイが中層に浮いてきたことを魚群探知機で確認した佐々木さんは、中層では少し早めにリールを巻き上げることをアドバイス。すると再び佐々木さんがアタリを捉え、2匹目のマダイをゲット。その後に続けと仲さんは、佐々木さんと同じオレンジ色のネクタイに仕掛けをチェンジしたのですが……次も高橋さんがヒットし、47cmの良型のマダイを釣り上げます。

SENSYU_0181 仲さんは焦る気持ちを抑えながら粘り強く釣り続けると、ようやく念願のヒット到来! 安堵の気持ちと嬉しさのなかで慎重に、ギュンギュンと引き込まれるマダイ独特の引き味を楽しみながら、無事にマダイをゲットしました。鯛ラバ後半戦は、次回放送をお楽しみに!

 

【白墨丸】http://www.shirosumimaru.com/
淡輪漁港:大阪府泉南郡岬町淡輪4582
TEL/090-9871-1091

 

【今回使用したシステム】
【ロッド】佐々木洋三/炎月プレミアム B69L-S  リポーター/炎月SS B610ML-S
【リール】佐々木洋三/炎月100PG  リポーター/炎月CT 100PG
【ライン】マスターシップ船EX8 PE1号
【リーダー】フロロカーボン12ポンド(3号)/3m
【ルアー】炎月 月華TG(50g~90g)など
【針(フック)】標準改 FFチヌ#7

釣り旅の醍醐味! 旅先で仕入れた食材を使った絶品和食

SENSYU_0358 釣り上げたマダイと泉州水ナスを持ち込み、今回特別に料理を作っていただいたのは、家庭的な雰囲気で和食が味わえる「新月」です。
 和歌山の地酒で乾杯した後にいただくのは、マダイと泉州水ナスを使った料理3種類。『鯛 水なすの胡麻醤油和え』は、皮を湯引きしたマダイの霜刺身の上品な甘みとうま味を水ナスが引き立て、胡麻醤油の風味やミョウガの香味がアクセントに。添えられたマダイのエラ揚げを一緒にいただけば、違った食感も楽しめます。

SENSYU_0367 続いて『鯛の骨蒸し』は、ふわりと蒸したマダイ、甘みのある泉州産タマネギ、泉州水ナスの素揚げに胡麻油の香りとナンプラーのコクが食欲をそそる出汁がかけられ、スダチの香りも爽やかに、これぞ絶品“夏のマダイ料理”。そして最後は、マダイのうま味がそうめんに絡むことで風味豊かなバランスを醸し出した『鯛そうめん』で締めくくりました。

【新月】
大阪府堺市堺区南花田口町1-1-23
TEL/072-247-9678

 

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~高知県 高知市編~


人情あふれる高知の歴史と文化に触れ、龍馬が愛した土佐の海を満喫

 高知県須崎市編に続き高知市を訪ね、南国土佐の魅力を紹介する今回。江戸時代そのままの姿を残す高知城、民謡で有名な「はりまや橋」と坂本龍馬誕生地、高知名物・鰹のたたきを味わい、桂浜で龍馬が釣りであったことを知った後は、土佐の海で鯛ラバ釣り。最後に釣ったマダイを地元料理屋で美味しくいただきます。

≪高知県高知市編 放送時間≫
【関西エリア】
eo
光チャンネル:地デジ11ch 
2016年7月 毎週土曜20:00~、毎週日曜12:00~、毎週水曜23:30~、毎週金曜22:00~
Baycom:地デジ11ch
2016年7月 20・27日(水)23:00~ 17・24・31(日)21:00~

【関東エリア】
tvk
:地デジ3ch
2016年7月23日(土)、8月20日(土)7:30~

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kochi_0750

【出演者】

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案内人:佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのインストラクターとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター:アルミカン 高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

 

【今回訪れた場所】

  • 高知県高知市 高知城
  •  〃    「はりまや橋」「坂本龍馬生誕地」
  •  〃    「ひろめ市場」
  •  〃     桂浜
  •  〃     須崎港「浩洋丸」
  • 高知県須崎市 杉乃家

数百年の時を越え、南国土佐を見守り続ける高知城

kochi_0624 高知市へのアクセスは、飛行機で東京・羽田空港から約90分。大阪・伊丹空港から約45分で高知龍馬空港に到着。空港から車で、約30分で高知市中心部に到着します。今回の高知市編、最初に訪れたのは、標高44.4mの大高坂山にそびえる高知城です。
 高知城は、関ヶ原の戦いの功績で徳川家康から土佐一国を拝領した山内一豊(1545~1605年)が、慶長6年(1601年)に築城を開始し、慶長8年(1603年)に入城。享保12年(1727年)の大火で追手門以外の城郭がほとんど焼失しますが、宝暦3年(1753年)までに創建当時の姿に再建されました。その後、明治維新による廃城令で本丸周辺の建造物と追手門以外は取り払われてしまいますが、太平洋戦争や自然災害を乗り越え、日本でも12城しか存在しない現存天守の一つとして、城好きにも大変人気の城です。

【高知城】 http://kochipark.jp/kochijyo/
高知市丸ノ内一丁目2番1号
TEL/088-824-5701
◎開館時間:9:00~17:00
◎休館日:12月26日~翌年1月1日

よさこい節で有名な恋の橋と坂本龍馬生誕地

kochi_0632 次に向かったのが、高知城から徒歩15分ほど。民謡よさこい節に「土佐の高知のはりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た」と唄われていることで有名な「はりまや橋」です。この橋は、江戸時代に川を挟んで商売を行っていた「播磨屋」の播磨屋宗徳と「櫃屋(ひつや)」の櫃屋道清が、両者往来のために私設の橋を架けたことが由来とされています。
 また、歌に唄われているように、時は幕末、高知市東部にある五台山竹林寺の僧侶・純信と、鋳掛屋(いかけや:鍋、釜など鋳造製品の修理を行う仕事)の娘・お馬の悲しい恋の舞台となったところです。

kochi_0708 続いて高知といえば、やはり坂本龍馬。そこで、路面電車・とさでん交通伊野線「上町一丁目」駅前にある、坂本龍馬生誕地を訪ねました。
 現在は病院となっていますが、高知県出身の元首相・吉田茂が書した石碑が建てられています。天保6年(1835年)11月15日、この地で産声を上げ、奇しくも慶応3年(1867年)11月15日自らの誕生日に京都近江屋で刃に倒れた龍馬。誕生日であり命日でもある11月15日には、毎年ここで龍馬誕生祭が行われています。

【はりまや橋】
高知市はりまや町1丁目

【坂本龍馬生誕地】
高知市上町1-7

高知の食が一堂に会する市場で名物「鰹のたたき」に感動

kochi_0692kochi_0677 昼食に立ち寄ったのは「はりまや橋」からも近く、幕末の土佐藩名家老・深尾弘人蕃顕(ふかお ひろめしげあき)の屋敷跡を名の由来とした、「ひろめ市場」です。
 高知のソウルフードが軒を連ねるなかで今回は、行列ができる人気店「藁焼き鰹たたき明神丸」の名物『藁焼きたたき』と平日限定『塩たたき丼』をいただきました。高知名物「鰹のたたき」は、高知に水揚げされた1本釣りのカツオをサク取りし、瞬時に高温に達する藁の炎で表面を炙ったもの。
「藁焼き鰹のたたき明神丸」では、高知産の藁を使用し、藁が燃える時に発生する煙や香りで風味を増したカツオを、幡多郡黒潮町の塩職人が作った天日塩でいただきます。炙られた表面が醸し出す香ばしさと食感、カツオのみずみずしく新鮮なうま味を塩が引き立て、思わず言葉を無くす納得の美味しさです。

【ひろめ市場】 http://www.hirome.co.jp/page/pc/
高知県高知市帯屋町2-3-1
◎施設全体の営業時間/平日・土曜・祝日 8:00~23:00 日曜 7:00~23:00
※各店舗の営業時間と定休日は異なる

 【藁焼き鰹のたたき明神丸】http://myojinmaru.jp/
高知市帯屋町2-3-1ひろめ市場内
TEL/088-820-5101
◎営業時間/11:00~21:00(日曜10:00~20:00)
■定休日/基本的にひろめ市場休館日と同様

土佐の英雄・坂本龍馬も釣り好きだった!

kochi_0743 坂本龍馬生誕地を訪ね、名物を堪能した後は、高知を代表する景勝地「桂浜」へ。桂浜は、浦戸湾口の龍頭(りゅうず)岬と龍王岬の間に弓状に広がる美しい海岸で、海浜一帯が「桂浜公園」となっています。
 龍頭岬に建つ、かの有名な龍馬の銅像をはじめ「坂本龍馬記念館」、「とさいぬパーク」、「桂浜水族館」など、見どころも満載です。
 そして、なんと龍馬も釣り好きだったそうで、高知県立坂本龍馬記念館主任の三浦夏樹さんによると、坂本龍馬記念館に展示されている龍馬が新婚旅行先の霧島から姉の乙女に宛てた手紙に「谷川の流れにてうをつり 短筒(ピストル)をもちて鳥をうちなしと まことにおもしろかりし――」とあり、また「坂本さんは毎日のように釣りにいくが、釣りはあんまり上手ではないとみえて、餌を取られてばかりいた。――坂本さんはこうして魚がちっとも針にかからないのにもかかわらず、釣りが好きで――」と、その腕前はいまひとつであったことも、霧島で龍馬に同行した少年の回顧録が伝えています。

【桂浜】
高知県高知市浦戸9
【坂本龍馬記念館】 http://www.ryoma-kinenkan.jp/
高知県高知市 浦戸城山830
TEL/ 088-841-0001
◎営業時間/9:00~17:00
◎休館日/年中無休

龍馬が愛した土佐の海でマダイを狙う

 そして翌日、坂本龍馬が愛した釣りと土佐の海を肌で感じようとやってきたのが、高知県須崎市の須崎港です。今回、お世話になる「浩洋丸」に乗り込み、鯛ラバでマダイ釣りを楽しみます。
 午前6時半に出船し、およそ20分でポイントに到着。さっそく仕掛けを作りますが、鯛ラバの仕掛け作りはとても簡単。ヘッドとネクタイを選び、ヘッドの穴の小さな方からリーダー(針素:ハリス)を通し、続いてネクタイ上部のゴム管からリーダーを通して針を結ぶだけ。高橋さんは、オレンジのヘッドとネクタイ。佐々木さんは、濃赤のヘッドとグロー(グリーン)のカーリーネクタイ(ビビットカーリー)をセットしました。
 そしていよいよ、釣りを開始! 仕掛けが着底したらリールを一定の速度で巻き上げます(鯛ラバの仕掛けについて、リールの等速巻きについては、前回の「須崎編」で解説していますので、ぜひご覧ください)。

佐々木さんのワンポイントアドバイス

kochi_0439 今回、最初のポイントでは、リールを巻き上げる際、竿先が曲がって手元に重みを感じました。これは、潮の流れが速いことで鯛ラバに圧力がかかったためです。潮の流れが穏やかでも、水深が深くなるほど水圧がかかり重くなりますが、潮の流れ(流速)が加わるほど流圧がかかり、より重くなるのです。
 仕掛けにかかる重み、仕掛けが流されている方向に注意を向けると、今釣りをしている場所の潮の状況、潮が動いているか止まっているか、速いか遅いかを知ることができます。
 とくにマダイは、潮が止まっていると活性が下がり喰い気が下がり、昔から漁師は「マダイは潮で釣れ」と言いました。ですから潮の変化を知る(潮を読む)ことは、重要なポイントです。
 ちなみに、物事を始めたり終えたりするのに適切な時期を指す「潮時」の語源は、潮の満ち引きによって、釣果が変わることに由来し、魚が釣れる“今がチャンス!”という良い意味で使う言葉なのです。

 

kochi_0352 リールを巻く速度の違い、メトロノーム機能を活かした等速巻きついて佐々木さんがアドバイスをしていると、佐々木さんの竿先に変化が訪れます。先ほどより潮の流れが遅くなり、マダイの喰い気も落ちているなかで、小さなアタリを捉えてのヒット! 50㎝以上のナイスサイズのマダイを釣り上げました。

kochi_0363 そして、船長の國澤浩一さんから「魚群探知機に反応があり」と声がかかった直後、高橋さんにもヒット到来! 姿を見せたのは、佐々木さんより少し小ぶりですが、食べごろサイズの美しいマダイです。
 これをきっかけに佐々木さんが、またもアタリを捉えてマダイをゲット! 高橋さんも続きますが、かわいらしいサイズだったためリリース。その後、高橋さんはイトヨリダイも釣り上げ、さらにマダイも何枚か釣り上げたところで納竿。大満足の釣果を得て、港へ戻ります。

kochi_0258 港に戻ると、「釣った魚を新鮮なまま持ち帰る事ができる氷が開発された」との情報に、中土佐町地域振興公社・水産加工事業部の中越竜夫さんからお話をうかがいました。
 高知工科大学と泉井鐵工所が共同開発した「スラリーアイス」は、微小な氷粒子と塩水等の液体が混ざり合った流動性のある柔らかい氷で、魚を包み込むように瞬時にまんべんなく冷やすため、魚を傷つけることなく最適な温度で鮮度を保つという優れモノ。高知で開発されたこの氷は、現在、鮮魚市場や物流から普及が進んでいます。

【浩洋丸】 http://susaki.fishing/ferryman/
須崎市観光漁業センター
高知県須崎市浜町1-5-8  
TEL/0889-42-1478

 

【今回使用したシステム】
【ロッド】佐々木洋三/炎月プレミアム B69L-S  高橋沙織/炎月BB B69ML-S
【リール】佐々木洋三/炎月100PG  高橋沙織/炎月CT 100PG
【ライン】マスターシップ船EX8 PE1号
【リーダー】フロロカーボン16ポンド(4号)/3m
【ルアー】炎月 月華TG(50g~90g)など
【針(フック)】標準改 FFチヌ#7

釣り好きの御主人が作る絶品マダイ料理

kochi_0613 今回、釣ったマダイを調理していただいた「杉乃家」のご主人・杉本洋典さんは、大の釣り好き。店内には沢山の魚拓が並び、新鮮な魚を美味しく調理してくれると評判のお店です。
 テーブルいっぱいに何種類ものマダイ料理が並びますが、まずは刺身。豪華な盛り付けの尾頭付き刺身盛りは圧巻で、50㎝超えのマダイは、贅沢な塩焼きに。他にも、マダイのフライや寿司、甘辛いマダイの煮付けも絶品です。さらに、高橋さんが釣り上げたイトヨリダイの刺身は、身はしっとり柔らかく、繊細で上品な甘みが、さすがこちらも高級魚。
 須崎編、高知編と2回にわたってお届けした、高知県の旅。高知県も海釣りも、鯛ラバも初めての高橋さんは、大満足の内容にすっかり高知好きに。人情あふれる南国土佐の歴史と文化に触れながらマダイ釣りを楽しみ、高知の魅力を存分に味わった旅となりました。

【杉乃屋】
高知県須崎市赤崎町1-21
TEL/0889-42-7843
◎営業時間/11:00~21:30
◎定休日/月曜

 

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~高知県 須崎市編~


『新しいおとなのオフタイム』が6月から、番組名を『おとな釣り倶楽部』にリニューアル!

『新しいおとなのオフタイム』が、6月から番組名を『おとな釣り倶楽部』にリニューアル!
 今回の放送は、南国土佐・高知県須崎市を巡る旅をお届けします。土佐の潮風を受けてうま味を増す干物、老舗醤油蔵の見学、知る人ぞ知る須崎名物“鍋焼きラーメン”に舌鼓。須崎港を出発し鯛ラバを楽しんだ後は、釣ったマダイを地元料理屋で美味しくいただきます。

≪高知県須崎市編 放送時間≫
【関西エリア】

eo光チャンネル:地デジ11ch 
2016年6月 毎週土曜20:00~、毎週日曜12:00~、毎週水曜23:30~、毎週金曜22:00~
Baycom:地デジ11ch
2016年7月6・13日(水)23:00~、7月3・10日(日)21:00~
 
 【関東エリア】
tvk :地デジ3ch
2016年7月16日(土)、8月13日(土)7:30~

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kochi_0081

【出演者】

kochi_0034

案内人・佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのインストラクターとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター・高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

 

【今回訪れた場所】

  • 高知県須崎市 JR土讃線「須崎駅」
  •  〃     須崎沿岸
  •  〃    「丸共味噌醤油醸造所」
  •  〃    「橋本食堂」
  •  〃     須崎港「浩洋丸」
  •  〃    「鶴久」

古くから港町として栄える須崎は、山と川と海、自然と共に生きる街

kochi_0533 今回の旅の始まりは、高知県の鉄道発祥の地であるJR土讃線の須崎駅。須崎駅は、1924年(大正13年)土讃線の前身である高知線の起点駅として開業。建設時の92年前、必要な資材や機関車は船で運ばれ、須崎港から陸揚げされたそうです。
 須崎市へのアクセスは、飛行機で東京・羽田空港から約90分、大阪・伊丹空港から約45分で高知龍馬空港に到着し、空港から車で約1時間。
 高知県のほぼ中央に位置する須崎市は、北と東西を山々に囲まれ四国山脈が北風をさえぎるため積雪は少なく、南は黒潮が流れる太平洋・土佐湾に面していることから気候は温暖。沿岸漁業や養殖漁業の漁師町として栄え、豊かな森林資源を活かした林業も盛んです。また、日本最後のニホンカワウソ目撃情報がある新荘川をはじめ、市内を流れる数々の河川が農業に適した肥沃な大地を育み、なかでもミョウガ栽培は全国一の販売額を誇ります。

kochi_0503kochi_0521 春の潮風に誘われて海岸を散策していると、小魚を干している野島昭夫さんに出会いました。干していたのはキビナゴやサバの稚魚、カタクチイワシやウルメイワシなど。須崎では獲れたての魚を使った干物作りも盛んで、干して間もない半生状態の干物を試食させていただきました。

 焼かずにそのままいただいたのですが、塩分もほどよく効いて、凝縮された小魚のうま味が何ともいえません。

 須崎市の海岸沿いではこのように、海の恵みを大切にする暮らしの営みを身近に感じることができます。

創業102年の老舗が造る、須崎の人々が愛し続ける“ふるさとの味”

kochi_0584 続いて訪ねたのが、須崎市中町にある「丸共味噌醤油醸造所」です。大正3年(1914年)創業以来、地元の人々に“ふるさとの味”として愛されるマルキョー醤油。現在、四代目の田中栄嗣さんと佳生子さんを中心に伝統を受け継ぎながら新しい発想で、さらに美味しい醤油造りを行っています。
 高知県の醤油といえば甘口の味付けで有名ですが、マルキョー醤油も甘みのある味が特徴です。料理に合わせて使い分けできる濃口5種類、淡口1種類の醤油をはじめ、味噌や加工品も製造販売しています。
 なかでも人気の「さしみ醤油」は、須崎の漁師の定番品で、特に赤身魚との相性が良いと評判の逸品です。
 今回、特別に蔵を見学させていただくと、足を踏み入れるなり香ばしい香りに包まれました。マルキョー醤油では、殺菌も兼ねた火入れと味付けをした後、さらに樽で寝かせるなど製法にもこだわっています。また、代々受け継がれてきた味を出すために欠かせない、蔵付きの野生酵母が失われないように蔵には、昔からの梁が残されています。

kochi_0589 そこで、マダイなどの白身魚におすすめしたいという醤油、できたての「松の甘口」を味見させていただくと、まろやかな甘みのさらっとした濃口。
 「これは、白身魚を引き立てること間違いない!」と、地元漁師が太鼓判を押す納得の美味さに、魚を釣ることにも味わうことにもこだわり深い佐々木さんは、さっそくお土産に購入していました。


【丸共味噌醤油醸造所(マルキョー醤油)】http://jozojo.com/
高知県須崎市中町1-2-21
TEL/0889-42-0129

須崎名物“鍋焼きうどん”ならぬ“鍋焼きラーメン”

kochi_0549 須崎の“ふるさとの味”を堪能した後に向かったのが、知る人ぞ知る須崎の名物“鍋焼きラーメン”が自慢の「橋本食堂」です。須崎で50年以上愛され、今や全国区になりつつある鍋焼きラーメンをいただける店は、市内に30店以上。鍋焼きラーメンは、土鍋に入れたスープで麺を煮込んだものですが、具材も鶏、玉子、ネギ、ちくわとシンプル。シンプルゆえに各店それぞれの特徴が出るため、あっさり系からこってり系まで、個性ある鍋焼きラーメンが各店で楽しめるそうです。
 なかでも橋本食堂は、行列が絶えない人気店。撮影時も多くの人が、鍋焼きラーメンを注文していました。鶏のうま味がしっかりと出た、透き通った鶏ガラ醤油ベースの上品なスープ。やや硬めのストレート細麺に土鍋の熱で半熟になった玉子をからめれば、コクを増した味わいが楽しめます。


【橋本食堂】
高知県須崎市横町4-19
TEL/0889-42-2201

マダイの宝庫と呼び声高い須崎の海で鯛ラバに挑戦

kochi_0007 古くから良港として名高い須崎の海を満喫するなら、やはり釣りは欠かせません。海釣りは初めてという高橋さんですが、鯛ラバの先駆者である佐々木さんの指導の下、高級魚のマダイを狙います。
 鯛ラバは、もとは漁師たちが使用していた和製ルアーを発展させたもの。鉛やタングステン製のヘッド(オモリ)に、スカートとネクタイと呼ばれるカラフルなシリコン製のゴムと針を付けてマダイを誘い釣り上げます。このスカートとネクタイを付けることで、従来の餌によるマダイ釣りで悩まされた小魚に餌を食べられてしまう、いわゆる“餌取り”に悩まされることなく、効率よくマダイが狙え、海中でなびくネクタイの波動にタイが反応し、好釣果が期待できる釣法です。

佐々木さんのワンポイントアドバイス

kochi_0323 鯛ラバのヘッドは、45g、50g、60g、70g、90g、100g、115g、135g、160g、など様々な重さや形状があり、水深や潮速によって使い分けます。ネクタイにはカラフルな色が付いていて、好みの色を選ぶもよし、釣り場でのアタリの色を事前に聞いておくなどして、釣れ筋の色と形状を複数そろえておくとよいでしょう。ヘッド、スカートとネクタイ、針がセットになって販売されていますが、集魚効果のあるネクタイを別途複数揃えておけば、マダイの活性が低いときなど、その日の状況に応じて戦略的に対応することができます。
 鯛ラバは、“フィニッシュホールド” システムにより、仕掛けが海底まで落ちる際にヘッドにスカートとネクタイが固定されるので、ヘッドの反転流でネクタイがよくなびき、その波動でマダイをひきつけます。また“遊動式”のため、仕掛けを追って喰いついたマダイが激しく抵抗しても、針が魚の動きに追随して動きバレにくくなっているのです。このように今日の鯛ラバタックルは、ずいぶんと進化しています。

【今回使用したシステム】
【ロッド】シマノ・炎月BB B69ML-S
【リール】シマノ・炎月CT 100PG
【ライン】シマノ・マスターシップ船EX8 PE1号
【リーダー】フロロカーボン16ポンド(4号)/3m
【ルアー】シマノ・炎月月華TG(50g〜90g)など
【針(フック)】標準改 FFチヌ#7
【リーダーとルアーの接続】 直結

 


kochi_0391 今回お世話になる「浩洋丸」に乗り込み仕掛け作りも完了。いよいよ出船です。船長の國澤浩一さんおすすめポイントに約20分で到着すると、さっそく釣りを開始します。撮影時は風もなく波も穏やかで絶好の釣り日和。高橋さんは佐々木さんの指導を受けながら、仕掛けが着底したら中層まで巻き上げ、また仕掛けを落とす動作を繰り返します。
 そして、鯛ラバで釣果を上げるための一番のポイント、一定の速度で巻き上げる“等速巻き”ができるように、水深表示とメトロノーム機能付きのリールで音に合わせてテンポをとりながらリールを巻き上げ、アタリを待ちます。

kochi_0122 するとファーストヒットを捉えた高橋さん。逸る気持ちを抑えながら慌てずにゆっくり巻き上げますが……、なんと痛恨のバラシ。ショックを隠しきれないなか、気をとり直して仕掛けを投入すると2回目のアタリが! 今度こそはと慎重に巻き上げ、初めて釣り上げたナイスサイズのマダイに目を潤ませて、その力強い引き味に感動していました。

kochi_0235 興奮冷めやらぬなか実績のあるポイントだけあって、「まだまだマダイの反応があるよ」と船長が言った矢先、今度は佐々木さんにヒット。すると続けて高橋さんもヒット! 良型マダイのダブルヒットとは、さすが須崎沖。好釣果が期待できるという情報を体感する結果となりました。


【浩洋丸】http://susaki.fishing/ferryman/
須崎市観光漁業センター
高知県須崎市浜町1-5-8  TEL/0889-42-1478

地元漁師おすすめの店で釣ったマダイで鯛づくし

kochi_0293 鯛ラバを楽しん後に訪れたのは、須崎の漁師たちから「新鮮な魚料理が食べられる」と評判の店「鶴久」です。関西の有名料亭で修行されたご主人の藤崎さんに、釣ったマダイで料理を作っていただきました。歯ごたえのある皮を活かして湯引きしたマダイの刺身、マダイのにぎり、マダイのしゃぶしゃぶと鯛づくし。豪華な料理を前に、まずは前回の放送(滋賀県長浜)で手作りしたオリジナルグラスに高知の地酒を注ぎ、高橋さん初ゲットのマダイを祝って乾杯です。
 ほんのり桜色の身をした、上品な脂とうま味、マダイならではの甘さが美味な刺身とにぎり。出汁にくぐらせていただく、しゃぶしゃぶのフワフワとした身は、いくらでもいただける美味しさです。
 高橋さんは、人生初の鯛ラバで釣ったマダイを味わいながら、未だ釣り上げたときの感動が冷めやらぬ様子。古くから良港として栄えた街の歴史ある食文化に触れ、釣りを楽しみ、須崎市の魅力を存分に知ることができる旅となりました。


【鶴久(つるく)】
高知県須崎市緑町2-3
TEL/0889-43-2619
◎営業時間/17:00~22:00
◎定休日/日曜

 

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