~三重県伊勢市編~


伊勢神宮・内宮を参拝し鳥居前町を散策した後はブリ・ジギングのメッカ鳥羽沖へ

 悠久の杜に抱かれた伊勢神宮・内宮を参拝し、伊勢特有の建築様式が続くおはらい町・おかげ横丁を散策。伊勢の日差しを一身に受けてうま味を増した干物、伊勢神宮の聖域を流れる五十鈴川の伏流水で仕込んだ地酒、有名老舗銘菓の本店で作りたての和菓子を味わった後は、三重県屈指の船釣りのメッカで海の幸にあずかろうと、冬に味が増し旬を迎えたブリ・ジギングを楽しみます。

≪【三重県伊勢市編】放送時間≫

【関西エリア】
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光チャンネル:地デジ11ch 
2月1日(水)23:30~、3日(金)22:00~、4日(土)20:00~、5日(日)12:00~
3月1・8日(水)23:30~、3日(金)22:00~、4日(土)20:00~、5日(日)12:00~
Baycom:地デジ11ch
3月1・8・15日(水)23:00~、5・12(日)21:00~

【関東エリア】
tvk
:地デジ3ch
2月25日(土)、3月25日(土)7:30~

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【出演者】

案内人:佐々木洋三 
◎公益財団法人関西・大阪21世紀協会専務理事
◎シマノアドバイザー
「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」にて関西の文化力向上を目指し幅広い活動を行う佐々木氏は、関西各地のさまざまな文化に精通。また、シマノのアドバイザーとして、釣りを楽しみながら地域ごとに特色ある釣りと文化を探究している。

リポーター:仲みゆき
◎タレント
大阪府大阪市出身。関西を中心にリポーター、MC、ナレーション等で活躍中。

リポーター:アルミカン 高橋沙織
◎松竹芸能
兵庫県出身。お笑いコンビ“アルミカン”のツッコミ担当。神戸大学卒業、才色兼備の若手芸人として、テレビやラジオなどで幅広く活躍中。相方である赤阪侑子との女性をテーマにした、しゃべくり漫才にも力を入れている。

【今回訪れた場所】

  • 三重県伊勢市  伊勢神宮・内宮
  •  〃      おはらい町「ひもの塾」
  •  〃      おはらい町「伊勢萬 内宮前酒造場」
  •  〃      おかげ横丁「赤福本店」
  •  〃 鳥羽市  ジギング船「ファイヤードルフィン」

2千年の時を経て日本を見守る伊勢神宮

ISE_0019 今回は三重県伊勢市への旅。志摩半島の北東部に位置し、伊勢神宮の鳥居前町として発展した伊勢市へは、大阪中心部から有料道路を利用し車で約2時間30分。東海道新幹線「名古屋」駅からは、近鉄やJR特急を利用し市の中心部「伊勢市」駅まで、約2時間30分で到着します。
 記紀ゆかりの地として市内には、日本神話に登場する神々を祀る神社が数多く鎮座し、日本全国の神社の本宗である太陽神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る皇大神宮(こうたいじんぐう)“内宮(ないくう)”、衣食住をはじめ産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る豊受大神宮(とようけだいじんぐう)“外宮(げくう)”を含め全125社を合わせて「伊勢神宮」、正式には「神宮」と呼びます。

ISE_0064 旅の始まりに内宮参拝へと向かうため、内宮と外宮の旧正殿棟持柱(むなもちばしら)を再利用した鳥居をくぐり、神聖な世界へ向かう懸け橋といわれる宇治橋を渡ります。厳かな気持ちが高まるなかで五十鈴川のほとりにある御手洗場(みたらし)で心身を清め、樹齢約400~900年の“神宮杉”に包まれた参道を進み拝殿の御正宮(ごしょうぐう)へ。御正宮の板垣内は聖域であるため撮影は禁止されており、心静かに石段を上り参拝をしました。

【伊勢神宮】http://www.isejingu.or.jp
【内宮】三重県伊勢市宇治館町1
TEL/0596-24-1111
◎参拝時間/1月・2月・3月・4月・9月 5:00~18:00、5月・6月・7月・8月5:00~19:00、10月・11月・12月5:00~17:00

伊勢の日差しを受けてうま味を増す絶妙な塩加減の干物

ISE_0083 御伊勢参りの後は、宇治橋前から五十鈴川に沿っておよそ800mにわたり美しい石畳が続く「おはらい町」へ。おはらい町は内宮の鳥居前町として栄え、江戸前期に創建され重要文化財に指定されている神宮祭主職舎など歴史的建造物、屋根と外壁が交わる三角形の部分“妻”が石畳の正面に向いた妻入り様式の切妻造、入母屋造の土産物店や飲食店、旅館など風情ある店が軒を連ね、地元名産品の食べ歩きを楽しむことができます。
 厳選された国内産の魚を原料に、国産天然塩を用いて添加物を使用せずに天日干した干物が自慢の「ひもの塾」を訪ねると「美味しいよ!」と手渡されたのが、冬に旬を迎えた『ニギスの干物』。ニギスは水深70~430mの砂泥底に生息し、内臓に独特の苦みがあり、干物にすることで身のうま味と脂がぐっと増す魚です。ほかにもひもの塾では、焼きたてを試食しながら好みの干物を購入することができるので、旬の魚を味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。

【ひもの塾(伊勢本店)】http://himonojk.com
三重県伊勢市宇治今在家町35 
TEL/0596-37-0833

手作業で心を込めて造る伊勢市内唯一の日本酒蔵

ISE_0101 続いて向かったのは、おはらい町の一角にある「おかげ横丁」で、五十鈴川の伏流水を用いた地酒造りを行う、市内唯一の日本酒の酒蔵「伊勢萬 内宮前酒造場」です。日本酒『おかげさま』は、伊勢の神々と自然への感謝の気持ちを込めて造られ、大吟醸は2016年伊勢志摩サミットの国際メディアセンター完成記念祝典の乾杯酒として振る舞われました。

ISE_SAKE 内宮前酒造場でしか味わえない『おかげさま しぼりたて』をいただくと、生原酒ならではの爽やかでフルーティーな味わいの中にキレがあり、水の良さを感じさせる美味しさにうっとり! このほかにも『おかげさま』の原酒に、三重県大台町産の柚子果汁をブレンドしたリキュール『おかげさま にごり柚子』など、地域の特徴を活かした各酒類も人気。小さな酒蔵のため販売は内宮前酒造場の店頭と伊勢志摩地区、インターネット販売のみですが、酒造場には飲食スペースが設けられ、その場でいただくこともできます。

【伊勢萬 内宮前酒造場】http://www.iseman.co.jp
三重県伊勢市宇治中之切町77-2 
TEL/0596-23-8800

伊勢に来た人だけが味わえる、あの銘菓の作りたて

ISE_0015 伊勢名物の和菓子といえば『赤福』。おかげ横丁内にある「赤福本店」を訪ねると、五十鈴川沿いに建つ築140年の妻入り建物が、何とも趣のある店構え。江戸時代中期、宝永四年(1707年)の創業以来300年以上、御伊勢参りに訪れた人々に愛され続ける老舗ですが、本店にはここでしか味わえない赤福があります。その昔、御伊勢参りで愛用された三人乗りの馬の鞍「三宝荒神」を造形化した独特な釜戸で入れた無農薬番茶と、一つひとつ本店の作り娘さんが手作りした、できたての赤福がセットになった『お召し上がり 盆』です。

ISE_0008 赤福の餡の三筋は五十鈴川の清き流れを表し、白い餅は川底の小石。時間が経っても硬くなりにくい北海道産や熊本県産のもち米を用いて、小豆も北海道産を使用するなどこだわりがありますが、本店でいただく『お召し上がり 盆』の赤福は、よりいっそう柔らかな餅としっとりした餡で、なるほど作りたてならではの美味しさです!

【赤福本店】http://www.akafuku.co.jp/
三重県伊勢市宇治中之切町26
TEL/0596-22-7000
◎営業時間/5:00~17:00
◎定休日/無休

ブリの世界記録を樹立した船で旬のブリ・ジギングに挑戦

TOBA_0104 伊勢神宮を参拝し名物を味わった後は、海の恵みにあずかろうと翌朝、伊勢市の隣町鳥羽市へ。鳥羽市石鏡港(いじかこう)から出船し、ジギングでブリ釣りを楽しみます。
 船釣りのメッカとして名高い鳥羽沖はブリ・ジギングが人気の釣り場で、今回お世話になるジギング船「ファイヤードルフィン」は、ジギングによるブリの世界記録、22.1kgを釣り上げた実績のある船。取材時は寒波の影響で北風により外洋はうねりが強いため、湾内の加布良古水道で大物を狙います。


佐々木さんのワンポイントアドバイス

TOBA_0109 今回の水深は50~70m。150g前後のメタルジグ(ジグ)を用意しました。ジグのカラーは天気や海水の濁り具合によって水色が変化しアタリカラーも異なってきますので、ジグの重さと合わせて事前に船長に訪ね、複数色揃えておくとよいでしょう。
 ジギングの基本アクションは、竿を1回上げる(シャクる)と同時にリールを1回巻く“ワンピッチ・ジャーク”です。うまくアクションさせることができれば、ジグが水中で的確に泳ぐため、効果的に魚を誘うことができます。
 また、ジグが着底したら根掛かりしないように、すぐにリールのクラッチを戻し、少し巻き上げてからワンピッチ・ジャークで誘い上げます。着底のサインを逃さないために、スピニングリールのスプールのエッジに指を添えておくと、着底がわかります。
 番組内で実際にジグが水中でどのように泳いでいるか、テンポを変えたワンピッチ・ジャークなど、ジギングのコツを紹介していますので参考にしてください。

 

TOBA_0090 準備を整え午前7時過ぎ、いよいよ出船です。美しい夜明けの空遠くに富士山を眺めながらポイントに到着すると、仲さんと高橋さんは佐々木さんからレクチャーを受けながら釣りを開始。すると、さっそく速いピッチで誘いをかけていた佐々木さんがヒット! 出世魚のブリはサイズによって呼び名が変化しますが、まずは約45cmのハマチ(イナダ)を釣り上げます。ハマチであっても引き味は強くよく走り、さすが強者、好ファイターです。
 ちなみに大きさによってブリの呼び名は、関西では「ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ」。関東では「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」と変わります。

TOBA_0244 佐々木さんが釣り上げた直後、今度は高橋さんがヒット! 竿をのされながらリールを巻き上げると姿を現わしたのは、見るからに美味しそうなふっくらとしたハマチです。釣りを開始して間もなくのヒットとあって、ますます闘志を燃やします。


TOBA_0276 その後、少し強まった風とうねりにも負けじと、さらなる大物を目指してロッドをシャクり続けます。すると佐々木さんが、再びヒット。先ほどより竿が強く引き込まれ、間違いなく先ほどより大物と確信しながら丁寧に巻き上げると、今度はメジロ(ワラサ)! 順調にサイズアップしていきます。


TOBA_0268 そして、仲さんにもアタリが訪れ念願のヒット! 「引きが軽いので、何の魚だろう……!?」と少し戸惑いながら釣り上げたのはマアジです。ブリを狙う中では小物に見えてしまいますが、身の太った尺近いナイスサイズで、この時季は脂ものって大変美味。


 着実に釣果を上げるなか魚の反応もますます良好となり、その後もヒット連発! 待望のブリはゲットできるのか……この続きは次回放送【三重県鳥羽市編】でお届けしますのでお楽しみに!


【ジギング船・ファイヤードルフィン】

三重県鳥羽市石鏡港 TEL/090-4116-5648

 


【今回使用したシステム】
【ロッド】佐々木洋三/オシア ジガー S643、リポーター/ゲームタイプJ S603
【リール】佐々木洋三/ステラ SW10000PG、リポーター/ステラ SW8000HG
【ライン】佐々木洋三/マスターシップ船EX PE3号 リポーター/オシアEX8 PE3号
【リーダー】フロロカーボン40ポンド(12号)/2~2.5m
【ルアー】センターサーディン135g・160g、キングスラッシャー 150g・180g